この事件は、公共の場での個人の行動が他者に重大な影響を与えた典型例として捉えることができます。この出来事は午後8時頃、東京豊島区のJR山手線の大塚駅で発生しました。30代の女性が優先席に座る際に他の乗客を押しのけたことがきっかけで、乗客男性2人との口論が発生。その後護身用の催涙スプレーをまき、2人に軽傷を負わせました。通報を受けた東京消防庁が駆けつけ、1人が病院に搬送されましたが、幸いにも軽症でした。
警視庁は、現場で女性を傷害の疑いで現行犯逮捕し、彼女は容疑を認めています。
この事件は公共の場でのルールと配慮の欠如が、個人の衝突に発展する危険性を如実に示しています。優先席の本来の目的を考えると、女の行動は正常とは言えず、公衆の安全を脅かす行為として厳しく非難されるべきです。この状況から見える制度の欠陥として、公共交通機関での安全確保や個人間のトラブルを未然に防ぐための明確なガイドラインが不足していることが考えられます。具体的な解決策として、優先席の利用に関する明示的な案内を車内で強化し、乗客同士のトラブルを防ぐためのスタッフや警備員の積極的な介入を可能にする体制を構築することなどが重要です。また、護身用具の適切な運用についての教育も欠かせません。この事件は、公衆の場での過剰反応がいかに他者に被害をもたらすかを示すものであり、公共の安全と秩序を守るための意識改革が必要であることを痛感させます。
ネットからのコメント
1、催涙スプレーはいわゆる護身具と認識されており、持ち歩くことは軽く見られがちですが、正当な理由なく屋外で携帯する行為は軽犯罪法に違反する可能性があります。これを人に対して使用するならば、法律上は自らの意思で避けられない危険を回避するために、やむを得ない程度の緊急性、相当性が求められます。本件では加害女性自身が、多数の人が乗っている電車の中で、相手を害する意図で使うなどもってのほかです。傷害罪など個人の保護法益の侵害というだけではなく、不特定多数の人の身の安全すら脅かすという意味では、テロ行為にも通ずるものがあり、軽い処分で済ますべきではありません。検察に送致の上、起訴してほしいと思います。
2、かなり混んでる都バスに乗ってました。空いた左側の一番前の席に座ろうとしてた女性を、乗ってきたオバチャンが無理矢理降ろさせ、自分が座りました。そして、私はペースメーカー使ってるからとその女性にスマホ使うのやめろ、反対の席に座っていた人にイヤホン使うのやめろ、と言いたい放題。もう私は命がけで乗ってんだよ!って感じで。
ペースメーカー、たしかに危険性はあるんだろうがそれは15センチ以内の話なのに。障害者や病気などで弱者の人はいろんな意味で優先的で良いと思うが、だからと言って何やってもいいわけじゃない
3、訓練で使った後、ちゃんと洗ったはずなのに残ってることがあるみたいで、上司が目を擦って悶絶してたなぁ〜あれをちゃんと使い熟すのは難しいと思う。それこそ護身で使っても風向きなど考慮しないと自爆する。まぁそんな危険な代物(唐辛子のエキスではあるが…)が普通に手に入ってしまうから、悪用する人に渡って最近悪用される事件が多い気がします。
4、自分が30代の時、腰痛がひどくて優先席が空いていて座っていたら、登山の格好をした60代〜70代の3人組が乗ってきて、3席並びの隣2席を2人の方が座り、座った方がここ優先席ですよ!と言ってきたのでもう1人の方に席を譲った事がある。向かえの優先席は空いてたのですが、どうしても3人横並びで座りたかったみたいで、登山行く元気があるのによく言うわ!とつっこんでやりたい気持ちになりました。その後自分の人間の器の小ささに落胆した覚えがあります、、
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/fc6a0e212adf3f924d18e7743d96a7d9ac87af17,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]