事件概要:2025年7月31日、福岡市で福岡地方最低賃金審議会が開催され、ミャンマーから来た24歳の女性が外国人技能実習生としての最低賃金引き上げを訴えた。女性は、クーデターで大学を中退し、家族を支えるため来日。現在の時給992円で働き、月々4万~5万円の生活費しか残らないと告白し、最低賃金1500円への引き上げを求めた。
厚生労働省によると、外国人技能実習生が最低賃金審議会で意見を述べるのは全国初。使用者側は、人件費高騰が利益を圧迫するとの懸念を示した。国内の技能実習生は昨年末時点で45万人を超え、日本人と比べ賃金が20~30%低いという。
コメント:今回の問題は、現行の最低賃金制度がいかに現実の状況を反映していないかを浮き彫りにしています。実習生が家族を養うために苦しみ、生活の質が圧迫される一方で、使用者側はコスト増を懸念している現状は許しがたい。現行の賃金が実際の生活費に足りていないことが、すでに制度の欠陥を示しており、根本的な見直しが必要です。
解決策としては、まず、最低賃金の地域ごとの格差を見直し、実際の生活費に即した水準に引き上げるべきです。次に、技能実習生の待遇改善を法律で義務化し、賃金格差を縮めることが求められます。
また、雇用主に対する補助金や支援策を導入し、コスト増を緩和しつつ実習生の労働条件を改善する方法を検討することが必要です。
最も重要なのは、実習生が人間としての尊厳を持って生きるために、適切な報酬が支払われる社会の実現です。
ネットからのコメント
1、外国人技能実習生制度見直すべきです。その責任は現政権の自民党にあります。そもそもこの制度は技能を学ぶ為の制度であって仕送りをする為の制度ではありません。何か勘違いをされてる外国人の方が多いみたいですね。最低賃金引き上げをってこの訴えをして方の時給で働いてる日本人もいます。なのに仕送りしたらお金が残らないとかお門違いも程々にして欲しいですね。もう一度この制度の意味を理解してもらいたい。
2、「家族への仕送りを除くと、食費や生活費に使えるお金は月4万、5万円ほどしか残らないという」仕送りしなければ日本で働いて技能を持ち帰ることが出来るんですよね技能実習って勉強のために来てるんじゃないんですかね仕送りの為に来てるんなら技能実習ではないのでは?
3、技能実習と言うのはいわゆる学びの制度で出稼ぎではありません。
早く技能を取得して母国に戻り役立ててください。何年も在留していることが問題です。技能実習生は期間を定めて、帰国までをバイヤーが責任を持った方がいいですね。
4、技能実習生って長くても2,3年で母国へ帰るものでしょ?今いる実習生って日本で永住望んで来てるんでしょうか?技能を学習して国へ帰って、実践する為に学生で来てるのに、日本で永住しても意味ないと思うんですよ。日本に憧れるなら自国を日本の様に創れば良いだけだし、日本の給料安いから増やして下さいと言うのは、ちょっと制度履き違えてませんか?と思います。有能であれば日本企業が一本釣りで採用しようと考えてるでしょうけど、基本的には学生扱いで、やり方勉強させてるだけと言うのが本質だと思うんですが。実習生制度今一度しっかり確認した方が良いと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/1c61fd2d6dd40ddfcac8b8afe19f5cd8f9b52204,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]