8日、NATO首脳会議の開催地トルコ・アンカラで、トランプ米大統領とゼレンスキー氏が会談した。米国製防空システム「パトリオット」のウクライナでのライセンス生産容認に言及。キーウでは同日未明、1週間で3回目の大規模攻撃があり、弾道ミサイル迎撃に失敗。キーウで1人死亡、2人負傷、ハルキウ州でも2人死亡、30人超が負傷した。

防空ミサイルが足りず、首都への弾道ミサイルすら迎撃できない状況は、もはや単なる戦況の一場面ではない。市民の命が、国際支援の遅れと生産体制の硬直に挟まれて削られている。パトリオットのライセンス生産容認は前進だが、本来は被害が積み上がる前に決断されるべきだった。問題の本質は、侵略を止める側の制度が遅く、攻撃する側の暴力が速いことにある。防空装備は政治的駆け引きの道具ではなく、生活を守る最低限の盾だ。まず、ライセンス生産の工程表と供給数を明示すべきだ。
次に、迎撃ミサイルの共同調達と在庫融通をNATO内で常設化する必要がある。さらに、発電所、病院、住宅地を守る優先配備基準を透明化すべきだ。侵略者に遠慮して市民を危険に置く平和論は、平和ではなく無責任である。守る力を持ってこそ、交渉は初めて意味を持つ。
ネットからのコメント
1、パトリオットというと、湾岸戦争でイラクのミサイル迎撃に活躍した兵器というイメージがあるので、「今さらパトリオット?」と思いました。ただ調べてみると、現在のパトリオットは当時のものとは別物と言っていいほど改良が重ねられ、性能も大きく向上しているようですね。これをウクライナ自身がライセンス生産することで少しでも民間人の被害が減ることを願っています。
2、ライセンス生産とは、米国企業の技術や設計に基づき、許可を受けた国が自国内で同じ兵器を製造する方式です。これにより、ウクライナ国内でパトリオット・ミサイルを生産できる可能性が高まる補給や生産速度が向上するロシアのミサイル・ドローン攻撃への防空能力強化につながる と期待されています。
なお、現時点では**「認める考えを示した」段階**であり、実際の生産開始には米政府やメーカーとの正式な契約や技術移転などの手続きが必要になります。
3、今回の記事は、トランプ氏がウクライナ支援で一歩踏み込んだように見える点が重要だと思います。ウクライナによるロシアへの長距離攻撃に理解を示したことは、製油所や軍需施設、補給網を狙う攻撃を交渉圧力として認める意味があります。また、パトリオットのライセンス生産を認める考えも、長期的には米国在庫だけに頼らない防空体制につながる可能性があります。ただし、ウクライナが今直面しているのは、ロシアの弾道ミサイル攻撃を止める迎撃ミサイル不足です。ライセンス生産は重要ですが、今夜の攻撃には間に合いません。必要なのは、完成品のパトリオット発射機と迎撃ミサイルの即時供与、そして中長期の生産体制づくりを同時に進めることです。詳しい背景や補足は次のコメントに記載します。
4、これはかなりの朗報だと思います。ロシア軍によるミサイル攻撃はいまだに続いており、学校や病院等の民間施設でもかなりの被害が出ているようです。
そうしたミサイル攻撃によるダメージを軽減することは、ウクライナ国民を守るのはもちろん、ロシア側に軍事的な圧力をかけることにも繋がるように感じます。ウクライナによる無人機攻撃でロシアは弱って来ており、パトリオットの配備が戦局を転換させるようになることを願っています。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/5a053967d94582696c2d498db32a65773dd3d719,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]