事件概要:1990年に発売されたビデオ「320km 激走 Ferrari F40」により、レーシングサービスデイノの代表である切替徹氏が検挙された。このビデオは、高速道路でフェラーリF40が最高速320km/hに達する瞬間を捉えたものとして大きな話題となり、その結果、切替氏は警察に呼び出され、運転を認めた。実際には、撮影中に谷田部テストコースで出た280km/hを基に、映像制作で高速道路走行映像と合成しただけだった。
警察の調査により、区間速度は317km/hと確認され、法定速度の217km/hを超えていたため、違反が成立した。切替氏は自らの行為を潔く認め、以後スピード違反での検挙はなかった。
コメント:この事件は、見かけのスピードの誇示が引き起こすリスクと、現代社会の厳格な交通規制を考えさせるものです。切替氏は自らの矜持と情熱に基づき行動したものの、その結果は社会的な責任を問われる事態に至りました。合法的な範囲を超えた行動がどれだけ危険で、無謀であるかを再認識する必要があります。スピード違反という形で社会規範を破る行為は、たとえ個人的な情熱に基づくものであっても、公共の安全を脅かし、他者にも影響を与えることになります。
このような事態が再発しないためには、さらなる交通安全教育の強化や、違反を未然に防ぐシステムの整備が求められます。また、映像制作側が虚偽の映像を販売するという倫理的問題も、今後のコンテンツ制作において議論すべき点でしょう。
ネットからのコメント
1、この時代は色んなショップも公道でのポテンシャルを競い合ってたので、今では到底考えれない公道テストを繰り返し、実走タイムや実績を商品アピールに使ったりしてたからね···切替さんは日本で検挙され、永田さんはイギリスで逮捕、とっくりさんはゼロヨンで検挙やら、警察沙汰になっても公道性能に全てを掛けて開発してた時代だから相当楽しかったんだけど今では不可能だね。スポーツカー、スーパーカーの販売やチューニングショップを経営してるが、今は規制規制で堅苦しいし、全盛期を知らない若い子が可哀想だなとも思う。
2、あの頃は走り屋が全盛だった。改造車が公道を暴走する姿が町中で見られた。パーツ販売や雑誌も賑わっていたが、道路交通法改正で全て淘汰されてしまった。車が若者の人気アイテムだった時代が懐かしい。
3、この映像見ると、追い越し車線を先行している他車ははるか後方のF40を確認するなり走行車線に移っている。常識外の速度で違反走行するF40は論外ですが、この頃のドライバーは後方に目を配り”君子危うきに近寄らず”とばかりに追い越し車線を空ける人が多かったのだなぁ、と思います。
4、少し事実が省かれていますね!このビデオの1番の問題は公道で300キロ出したこともそうですが、追跡してきた白バイをぶっちぎったことです。しかもご丁寧に後部のオンボードカメラで映し、そのシーンもビデオに収めたことです。これが警察を更に激怒させた結果となりました。当時のニュースで映像を見ましたが、自分は中学生だったのでフェラーリってスゲーなぁという感じでしたが。。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/202c9109ac5773ffeaa386b895aec786f58c9dd6,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]