事件概要:
イラン国営テレビの報道によると、イラン最高指導者ハメネイ師がアメリカとイスラエルの攻撃で死亡した後、後継者としてハメネイ師の次男であるモジタバ師が選出された。これを決定したのは、イランの聖職者88人で構成される「専門家会議」であり、国民に対して、新しい最高指導者への忠誠を誓うよう求める声明を発表した。しかし、モジタバ師はこれまで公的な役職についた経験がなく、あまり表舞台には登場しなかったものの、軍事精鋭部隊「革命防衛隊」や民兵組織「バシジ」と深い関係を持つ人物である。一方、ロイター通信は、ハメネイ師自身が生前、世襲に否定的であり、息子を後継者にすることに反対していたと報じている。

コメント:
国家の最高指導者の選出が、透明性を欠く世襲に基づいて行われるという現状は、イランの政治体制における深刻な問題点を露呈しています。専門家会議が88名で構成されているとはいえ、選出プロセスにおける民主的な手続きや、国民の声の反映が欠けている状況は、国際社会やイラン国民に誤解を与えるだけでなく、体制への信頼を著しく損なう要因にもなります。さらに、モジタバ師自身が公職経験を持たない点も、国家のトップとしての資質に疑問を投げかけます。背景には、権威主義的な統治形態があるだけでなく、特定の勢力による権力集中の構造も明らかです。これを改善するためには、国民の意志を反映させる選挙制度の導入、最高指導者の選出プロセスに対する国際的監視の確立、そして個人ではなく制度の透明性を重視した政治体制の改革が求められます。国民の未来を奪う権威主義の体制を維持し続けることは、国家の発展を妨げるだけでなく、国際的な孤立を招く結果につながるでしょう。この問題に対する解決策は、現状を覆し真の民主主義を追求することに尽きるのです。
ネットからのコメント
1、やはり結果として「世襲かつ独裁」の形になってしまいましたね。父から子へと権力が引き継がれる構図を見ると、民主的な選択とは程遠い印象を受けます。国民が自由にリーダーを選べる仕組みがあるかどうかは、国の成熟度を示す大きなポイントだと思います。そう考えると、日本の民主主義の仕組みは本当に貴重です。選挙で政権を選び、議論を重ねて政治を動かしていく。この当たり前の仕組みがある日本は、改めて素晴らしい国だと感じます。
2、大統領や政府よりも上位に位置する役職が、選挙も無く決まる。民主国家からすればあり得ない体制。だが、この体制を作り出してしまったのは、イラン革命以前に欧米列強がイランに介入しまくった結果でもある。 具体的には、イギリス、ソ連、そしてアメリカ。その主な目的は石油であった。石油が出る限り、ペルシャ人が自分達で運営する民主国家になるのはだいぶ難しいと思う。
3、イランは体制変更するつもりもなく、アメリカやイスラエルに降伏するつもりもありません。狙われる覚悟で選んだと思うのでトランプの思惑には乗らないどころかむしろ地上戦上等ということでしょう。
これは長期戦、泥沼化も視野に入れなければなりませんね。原油価格高騰、物価高、日本国民の生活に重くのしかかってくるでしょう。消費税減税も責任ある積極財政も全く意味を持たないものになりそうだ。
4、アメリカに対して、イランは徹底交戦を選んだということでしょう。戦争は長引きそうなので、これでホルムズ海峡閉鎖されたままで、石油の供給に支障をきたす恐れが高くなりました。石油不足で電気料金の値上げや電気の利用の制限が起きるかもしれません。それにつられてインフレが進んで物価高になったり、物不足になったりすることが心配です。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/f2e869d81b274f209035c7d21effcc58cd7984ee,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]