警視庁は2025年10月に、退職代行サービス「モームリ」の運営会社「アルバトロス」の代表谷本慎二容疑者と従業員谷本志織容疑者を弁護士法違反容疑で逮捕した。2024年7月〜10月の間に退職希望者6名の法律事務を弁護士に繰り返し紹介し、一件につき1万6500円の報酬を受け取っていた疑いがある。この報酬は「労働環境改善組合」への賛助金や広告委託費名目で振り込まれ、違法性を隠していた可能性がある。「モームリ」は累計4万件以上の退職代行実績を公表する業者であり、代表らは違反を否定している。現在、弁護士の関与も含め捜査が進行中。

今回の事件では、退職代行というニーズが高まる事業形式が「弁護士法違反」の疑いで揺らいでいます。この問題に対処するにはまず、現状に潜む社会的問題を鋭く見据える必要があります。退職代行サービスは特に過酷な労働環境に耐えかねた人たちにとって手軽な救済手段となっていましたが、一方でその運用が法律を軽視した形で行われたことは重大な問題です。
従業員の保護を謳いながら、その利益構造が透明性に欠けていた点は制度の欠陥を露呈しています。
第一に、法規制の厳格化が必要です。「退職代行サービス」において法律上の役割分担、特に弁護士の関与を明確化することが求められます。第二に、利用者が法律的な権利を侵害されないように、監視機関による業界の厳格な監査を義務化すべきです。第三に、業界全体で倫理コードを策定し、利益構造の公開と透明性の確保を徹底すべきです。
この事件は単なる違法行為の摘発に留まらず、不公な労働環境に対する社会の認識と、その改善を阻害する構造に一石を投じるべきです。法が本来の役割を果たし、真に弱者を保護するためには、徹底したルール整備が不可欠です。その力強い進展に期待します。
ネットからのコメント
1、事情があって過去にこの会社を利用した事があります。怖い勤務先で警察に相談しても取り合ってくれない事情です。 モームリは私の場合は正社員で1万円でした。とても親切に対応して頂いて電話でも2時間近くに渡って私の愚痴や気持ちを聴いてもらいました。
法律には無知な私ですので何とも言えない気持ちですが、結果的に1万円で会社を円満退職できた事は深く感謝しております。
2、夫婦でやってる自営業、というか家業のようなものだったのでしょうか・・・。捕まったことで、すでに依頼した客の退職プロセスがストップしなければいいなと思います。こういった退職代行業者に頼る人たちの中には、切羽詰まった人たちも少なくないと思います。他の代行業者で合法的なビジネスをしている業者が引き受けてくれるといいですね。
3、最近、身の回りでも30代後半のベンチャー社長が違法行為に抵触して事業を徹底しました。法律は素人なのに、思いついたまま行動してからの失敗です。成功したと勘違いして、脇が甘いとしか思えません。しっかり勉強して、相談して、使うべき所には人材に投資をするのが大事なんでしょうな。
4、会社を立ち上げるあるいはその行為が法律違反になるのは確認してやる事は常識の範囲だと思う。知らなかったでは違反は許してはもらえないし自営は良くも悪くも全て責任をとって仕事をするのだから。
そもそも何人もの弁護士と通じているのに法律違反ですよと言われていないのも疑問。逮捕されたと言う事は双方に暗黙の了解があったのは事実でしょうね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/4b99acfb934ee268bfdadc1d75bd150aa460a059,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]