7日、ヒューリックは東大受験指導塾「鉄緑会」を運営する東京教育研の全株式をベネッセコーポレーションから取得し、完全子会社化すると発表した。取得金額は非公表で、取得予定日は31日。鉄緑会は1983年開始、東京・大阪・京都・兵庫に校舎を展開。ヒューリックは教育事業拡大と新規出店支援を進める。
名門受験塾が不動産大手の成長戦略に組み込まれる構図は、教育がますます「学ぶ場」ではなく「投資対象」として扱われている現実を映している。企業買収自体は違法でも悪でもないが、東大受験に直結する高付加価値教育が資本力で拡張されれば、受験競争はさらに都市部・高所得層に有利な市場へ傾く。問題の本質は、民間塾の成功ではなく、公教育だけでは上位進学を十分に支えきれない制度の空洞化にある。必要なのは、第一に公立校での高度学習支援の拡充、第二に低所得世帯への受講補助や奨学型支援、第三に教育企業の買収後も料金・校舎配置・合格実績の透明性を確保する監視だ。教育を伸ばす資本なら歓迎されるべきだが、格差を固定する資本なら厳しく問われるべきだ。
子どもの未来は、企業のポートフォリオより重い。
ネットからのコメント
1、全国展開して、誰でもはいれるようにして。あれ?鉄緑会じゃなくても良いんじゃね?ってなっていきそうだけど。天才君しかはいれない東大突撃塾って看板降ろしたら別に鉄緑会じゃなくてもよくなるよね。看板降ろさないと事業は拡がらないし。興味本位で今後どう転ぶのか面白そう
2、ヒューリックも色んな事をするな~。2019年8月には浅草ビューホテル(日本ビューホテル)を子会社化しているし、駅前の好立地にテナントビルを沢山持っている。何を目指しているのか?
3、不動産関係の企業が経営している塾や予備校って結構多い気がします。塾や予備校って経営母体によって雰囲気ガラッと変わる「敷居が高すぎて近寄れやしない鉄緑会」「東大卒の人が東大に受かる勉強を教えてくれる鉄緑会」がどうなるか、気になるところですね。
4、入塾の指定校制度を廃止して、大衆化なんてしたら値打ちがなくなるんですけど誰でも入れる塾なら人気落ちると思う
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/49e550bf5b27436edd03cf453e10d856a24b9d25,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]