不動産価格が高騰する現在、大都市部を中心に「狭小物件」ビジネスが活況を呈しています。都心の中古マンションの平均価格が1億円を超え、新築マンションの価格も都心から1時間程度離れないと低価格帯が手に入らない状況です。戸建て住宅の敷地面積も縮小しており、都市部での15〜20坪以下の「狭小住宅」が増加。これに伴い、狭小住宅は多くのニーズに応え、2LDK+Sや3階建てで4LDKを確保するなど効率的な設計が追求されています。一方で賃貸市場でも、専有面積9平米の「3畳」のワンルームが若者に人気を博し、賃貸料も比較的抑えられていることからすぐに満室になる状況です。首都圏の不動産業者によれば、狭小物件は利回りの観点からも注目を集め、賃貸においても高い需要を維持しています。

不動産市場における狭小物件の急速な拡大は、一見理にかなった選択肢のように見えます。
しかし、この現象は現在の住宅政策の歪みを強く反映しています。家を持つことが単なる贅沢でなく、基本的な生活の必要であるべきなのに、都市部では手の届きにくい贅沢品となりつつある。この状況は、住む場所の選択肢を狭め、生活の質を大きく左右してしまっています。根本的に、政府は住宅供給の多様性と質の向上を図るべきであり、以下の施策が求められます。まず、住宅供給の規制緩和を進め、新築住宅の建設を促進すること。次に、都市計画の見直しを行い、住宅価格の抑制を図ること。そして低所得層が利用可能な住宅補助制度の拡充を検討することが不可欠です。この状況が続けば、私たちはただの“節約”で住環境を犠牲にすることに慣れきってしまいますが、それは本来の価値観からの逸脱です。質の高い生活ができる社会を目指すためには、改革が必要であり、その痛快な未来を描くことこそが私たちの使命です。
ネットからのコメント
1、狭小物件が支持される理由は「節約」ではなく、「都心で外に出続ける生活」に最適化されている点にあると思います。家は寝るだけの場所と割り切り、立地と時間効率を優先する発想です。
しかし本来、支出を抑えるなら外出を減らし、自炊やまとめ買いをする方が合理的です。その場合はむしろ一定の広さや収納が必要になります。つまり狭小住宅は「節約のための住まい」ではなく、「外で活動し続ける前提の住まい」です。結果として、忙しく動き続ける生活様式が前提となり、それに適応した住宅が増えているとも言えます。スローライフ的な内向きの生活とは、前提からして対極にあるのではないでしょうか。
2、無理してマンション買って、頑張ってローン払ったけど、本当に買ったのが正解だったのかと疑問になることがしばしあり、周りにも同じ疑問を持つ人は少なからず見た。 日々歯を食いしばってだが、マンション完済がその原動力の一つになってるんだから。面白くないリーマン人生がペイしてるのか、価値があるのかと。考え方は人それぞれとは言えね。
3、首都圏郊外居住だが、一昔前の一軒家は50坪が相場だった。その後30坪時代が長く続き30坪未満の土地は資産価値が低いと言われていたが最近では25坪前後が増えて来た。全て東京一極集中が原因なのは明らかだ。
東京一極集中を放置すれば国家のリスク管理としても危険だ。
4、妻が結婚前にお金がなかったので都内の激狭ワンルームに住んでいましたが、安くていいのですが洗濯物を乾かすスペースの確保と湿気との戦いに困ってましたね。その辺りが気にならない人にとっては固定費は少ないに越したことはないのでいいと思いますが、換気や洗濯物をどう干すのかという点は買ったり借りたりする前によく検討した方がいいと思いました。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/7a329f9ac312281139531cf68a84fdcfb7747f14,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]