今年3月20日未明、三重県亀山市の新名神高速道路下り線のトンネル出口付近で多重事故が発生しました。工事による渋滞で停車中のミニバンに大型トラックが追突し、その前のSUVも玉突きで被害に。炎上した3台のうち、ミニバンに乗っていた松本幸司さん一家5人、高峰啓三さんが亡くなりました。被疑者のトラック運転手水谷水都代容疑者は「よく前を見ていなかった」と供述し、自動車運転死傷処罰法違反で逮捕されています。

この事故は単なる不注意とは片付けられない極めて深刻な性質を持っています。大型車の運転には社会的責任が求められるはずですが、依然として脇見運転や適切でない労働環境が多発しています。こうした事故が根絶されないのは、個人の過失以上に、構造的な問題が背景に潜んでいるからではないでしょうか。
まず、現行の運転手への注意義務と罰則規定の見直しが急務といえます。
重大な事故に関与したドライバーが即刻厳罰に処されない現状では、同様のリスクを未然に防止することは難しいでしょう。また、運送業界全体で労働環境の改善を図るべきです。過酷な労働時間や長時間運転の常態化が働かざるを得ないドライバーたちを精神的・肉体的に追い込み、重大事故を引き起こしていると見られます。さらなる教育の強化も必要で、危険運転防止のための定期講習や資格更新制度を厳しくするべきです。
命という二度と戻らない尊いものが奪われ続ける不条理―これを防ぐことは社会全体の課題です。一刻も早い改革が、多くの尊い命を救う鍵となるでしょう。
ネットからのコメント
1、本来なら楽しい家族旅行からとっくに帰り、春休みも終わって子供3人元気に学校に通い始め、お母さんは家事に追われ…当たり前の日常があった筈。それを、1人の前方不注意という気の緩みのせいで、1つの家族と、1人の男性のその先まだまだ続いたであろう、かけがえのない人生を強制的に奪い去った。56歳の男性にも家族がいたはず。残された遺族の心情も計り知れない。多くの罪ない人達の人生を破壊した罪は大きい。
2、>事故現場にはブレーキ痕が残され詳しい検証が待たれますけどブレーキ踏んだのに2台の車をぐしゃぐしゃにしたという破壊力は「そんなにスピードを出していなかった」供述と思い切り矛盾してますね。一緒に旅立たれてしまったけど両親が3連休に少しでも多く子供たちに楽しみを増やしてあげようとの初日深夜の出発を計画しそれが裏目に出てしまったのなら悲しくてやりきれないです。
3、トレーラーと大型トラックに挟まれたらひとたまりもない。一家5人の尊い命を一瞬で奪ってしまった今回の悲惨な事故については警察の捜査だけではなく、あらゆる点について検証が必要かと思う。運転手の過失は当然としても、交通渋滞を招いた道路工事の必要性やその時期・時間帯の妥当性。そして交通渋滞や工事を周知する看板などの位置や数量、その内容等においてもNEXCOで再検証してほしい。夜間にトンネル内での渋滞がなければ発生しなかった事故であることは間違いない。
4、この様な事故は過去から何回も何回も繰り返されている。にもかかわらずトラックドライバーの大半は十分な車間距離をとる事は無いように感じます、特に乗用車に対しては覆いかぶさる様に車間を詰めるのは何故なんだろう。
荷物を満載したトラックの制動距離は、同じスピードでも乗用車のそれをはるかに上回るはず。確かにトラックドライバーは重労働ではありますが、必要以上に安全運転を心がけて欲しいものです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/ce20bb810a8f51d0cda1a72625d6f72fcdc846ed,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]