茨城県ひたちなか市の海鮮料理店で、1月31日午前、86歳の男性が生ガキを喉に詰まらせ窒息しかけた。たまたま来店していた看護師・福元浩美さん(29)がハイムリック法で応急処置を行い、続いて介護職経験のある従業員・吉成恵さん(43)が交代して同じ処置を継続。素早い対応により男性は意識を失いかけたが回復し、救急隊の到着まで無事生存が確認された。感謝状が神敷台消防署で両者に手渡され、2人は「怖かったが勇気を出して対応した」と語った。

多くの命が失われる可能性がある現場で、2人の迅速な対応が示す重要な教訓が浮き彫りになっています。救命行為は特別な職業や特定の人々だけが担うべきものではなく、危機的瞬間では一般市民の行動が大きな違いを生む可能性があることを改めて実感させられます。このケースでは、看護師と介護経験者というバックグラウンドが状況非難を未然に防ぎましたが、もし周囲にそのような専門知識がなければ、この事例は悲劇的な結末になっていた可能性も否めません。
救命が迅速に行えるようにするための方策として、次のことが挙げられるでしょう。
基本的な応急処置、とくにハイムリック法などの訓練を、学校教育や社会全般で促進・普及させる。飲食店の従業員に対し、応急処置のトレーニングを義務づける制度の検討。高齢者の窒息リスクに対応した食事形態の改善や表示の徹底を推進する。この事件が示すように、ただ待つだけではなく、行動を起こすか否かで生死を分ける場面がある。社会全体でこうした取り組みを改善していくことが、より安全かつ安心な社会実現への一歩となるのです。
ネットからのコメント
1、看護師、元介護士ならではの素晴らしい行為です。 のどに詰まらせるとチョークサイン(両手で喉を抑える行為)をし苦しみだします。 この場合直ぐに対処しないと4~5分で低酸素血症で心停止します。救急車が到着を待っていたら手遅れになります。 周囲の人が救急車を呼ぶと同時に応急処置が不可欠です。水を飲ませることは禁忌です。さらに異物が奥に押し込んでしまいます。 先ず相手の顔を前かがみにして「背部叩打法」で肩甲骨と肩甲骨の間を掌の下部で「強く」叩きます。
強くです。異物が出るまで繰り返します。 これでも出ない時は「腹部突き上げ法」を行います。だだし内臓を損傷する可能性があるので妊婦には不可です。 今回はこの方法を試されたようです。字数の関係でやり方は省略します。 各自でパソコンなどで検索してください。 普段から覚えておくとイザと言う時に役に立ちます。
2、私の家内ものどに食べ物を詰まらせて窒息しそうになった時があった。その時はそばにいた私が強く背中を叩いて上げたら何とか助かった。高齢になると食べ物をのどに詰まらせる危険性が高まるので、若い時から少量ずつゆっくり噛んで食べる習慣をつけたほうが良い。
3、素晴らしいですね。以前AEDと、ハインリッヒ法の講習を受けたが、模型は子供で、後ろから手が回せるサイズだった。体が大きな人だったら後ろから出来るか?と思いますが、いざと言う時のためにはイメージトレーニングをしておきたいと思った。
4、食の楽しみはいくつになっても失われるのは寂しいが、やはり嚥下力の低下や噛み砕く能力を考慮した食事にしないとダメだろう。
モチによる事故もそうだが、生きる為に食べているのに、それが理由で命を無くすのはシャレにならない。人命救助にあたられたお二人に、何か幸運が訪れますように。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/d608dda2cd370e6f4973044aa64e437cd526bb96,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]