中谷潤人選手は、2023年10月27日にリヤドで行われたボクシングの12回戦で、スーパーバンタム級の初戦に挑みました。対戦相手は、WBC同級9位のメキシコのセバスチャン・エルナンデス選手でした。中谷選手は試合中に右目を腫らしながらも、判定3-0（115-113、115-113、118-110）で勝利しました。この勝利により、中谷選手の通算成績は32戦全勝、24KOとなりました。

試合は接戦で、エルナンデス選手のプレッシャーに苦しむ場面が多々ありました。試合後、中谷選手は「タフな試合で良い経験になった」と述べ、今後の目標として世界王者を目指す意欲を示しました。

ボクシングは、必ずしもパフォーマンスが全てを物語るわけではありません。中谷潤人選手が転級後初戦で勝利を収めたのは素晴らしいことですが、その試合内容は決して楽なものではありませんでした。試合の過程で右目を腫らし、終盤はエルナンデス選手の圧力に苦しみました。中谷選手にとって、この試合は新たな階級の厳しさを痛感するものだったことでしょう。彼の勇敢な戦いぶりや努力に心から拍手を送りたいです。新たな階級での戦いは、身体的にも精神的にも容易ではないはずです。それでも彼は前向きに「いい経験」と捉えています。この姿勢が次の大きな戦いへとつながっていくことでしょう。

彼の努力と決意を称賛し、今後の活躍を心から応援したいと思います。

ネットからのコメント

1、階級上げた初戦にこんな強い相手を選んだことは凄いと言ってるけど、井上尚弥の初戦の相手はあのフルトンだったことを忘れてはいけない。井上尚弥なら今夜の相手もKOで終わりでしょう。中谷はこのままだとちょっと井上の相手にはならないと思う。少しだけ興味は半減した。

2、間違いなくエルナンデスが勝ったと思ったので、判定にかなり驚いている。序盤こそ中間距離で上手く当てていたが、中盤以降は相手の連打に押され続けており、効いては無いかもしれないがコツコツ貰い続けていたのが事実。今回は中東の笛とも言うべき判定で勝ってしまったが、凄まじく評価を落としたのは間違い無いし、このレベルなら大橋会長の言う通り井上はフェザーに挑戦した方が良いと思った。分かりやすく階級の壁にぶつかった中谷のキャリアに暗雲立ち込めた一戦だった。

3、人によって賛否ある判定だったと思う 後半はエルナンデスが圧倒していたが 前半の貯金が効いたのかな とにかく見てて面白い試合だったエルナンデスの中谷の目を狙いまくる姿勢が個人的にすごい魂感じて感動した

4、どうにか判定勝ちってとこだな。完全アウェーだったら負けていた可能性もある。かなり食らってたし、右目なんて腫れ上がっていて最後は見えてなかったんじゃないか？井上戦はやめたほうがいい。今日のような仕上がりじゃ井上に勝てる可能性は極めて低い。