ボクシングの前WBC&IBF世界バンタム級統一王者である中谷潤人が、サウジアラビア・リヤドで行われたスーパーバンタム級ノンタイトル12回戦でセバスチャン・エルナンデスと対戦し、3-0の判定勝ちを収めた。試合は序盤から中谷が距離を保ちつつ攻撃を仕掛けるも、エルナンデスも接近戦で手数を増やし、激しい戦いを繰り広げた。最終ラウンドでは接戦が続いたが、中谷は判定勝ちを収め、階級転向初戦を成功させた。
試合は大型興行の一環として行われ、メインイベントには井上尚弥の防衛戦が含まれていた。

この試合は、プロボクシングの持つ厳しさと栄光の両面を見せつけるものだった。中谷潤人は階級を上げながらも見事な勝利を収めたが、その背景には格闘技における激しい競争と無情さが存在する。中谷の挑戦は称賛に値するが、制度的な問題も見逃せない。観客やファンが求める対戦は時に選手の気持ちとは異なり、彼らは新たな挑戦とリスクを抱えることになる。また、転向したばかりの選手が直面する不透明な挑戦機会については、より透明性のある仕組みが必要だ。中谷のような才能ある選手がしっかりと次のステップを踏めるように、スポーツ界全体がその支援に目を向けるべきだろう。
ネットからのコメント
1、パンチが効かないというSバンタムでの先行き不安を感じる試合だった。
場合によってはドローか中谷の負けでもおかしくないスピードも遅いように見えたので単純に調整失敗、相手も思ってた以上に良い選手なのかもしれないが中谷がこの出来なら来年5月は井上のフェザー挑戦の方が観たいな
2、エルナンデスはとんでもなくタフだった。素人目ですが、序盤は中谷が取れてたと思うけど、中盤から距離を詰められ始めてからは取り返された印象だったので、ポイント的にはかなりの接戦でジャッジ次第でドローか負けもありえたと思いました。118-110のジャッジがいたことには流石に驚いた。
3、階級上げる事の難しさ。井上尚弥が階級上げても当たり前のようにKOするから感覚が麻痺してるけど、これが当たり前といえば当たり前なんだよね。相手が想像以上に強かったのもあるけど、この内容だと井上尚弥戦は盛り上がりに欠けるだろうから、5月井上尚弥はフェザーに挑戦で良いと思うようになった。この先中谷がスーパーバンタムで無双出来るようなら、井上尚弥の最後の相手としてフェザーでやれば良い。中谷は好きだけどちょっとこの内容だと井上尚弥戦は・・・
4、井上vs中谷戦期待していたし、実現して欲しいと思っていましたが、今回の中谷選手はギリギリでしたね。アウェーだったら負けていた可能性もあります。井上選手の信者も中谷選手の信者も双方が『次戦で井上選手戦はまだ早い』と思ったのではないでしょうか。井上選手がフェザーに行って流れるかも知れませんね。中谷選手はスーパーバンタム取って、いつか上がってくるかも知れないバムを迎え打つ方に切り替えた方が良いのかも。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/0a5aa4abecf797ea3463e27d051e8686b0adf906,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]