福井県の大飯原発3・4号機の設置許可を巡る裁判の控訴審で、大阪高裁は住民側の主張を退け、設置許可を維持する判決を言い渡しました。一審では、原子力規制委員会の審査に「看過できない過誤や欠陥がある」として許可の取り消しが命じられていましたが、高裁はこれを覆し、規制委員会の判断に「不合理な点はない」と認定。争点の耐震設計についても「保守的な計算により適切に考慮されている」とされました。原告の住民は地震大国での原発リスクを訴え判決を批判。一方、関西電力や規制委員会は判決を支持し、引き続き運転に安全を期すとコメントしました。

原発を取り巻く問題は、単なる技術や安全の話に留まりません。この判決が示しているのは、地震大国日本での原発運用という本質的なリスクに、十分な考慮が払われているのかという不透明性です。一審において「看過しがたい過誤」と指摘された原子力規制委員会の審査が、控訴審で覆された背景には、一体どれだけ科学的根拠があるのかが問われています。
特に、争点となった耐震設計の問題は、想定外の地震が頻発する中で、多くの住民に「本当に安全なのか」という疑問を抱かせています。

改善には、まず①より高い透明性を持つ審査過程の確立、②規制委員会の独立性強化、③さらなる市民参加の仕組みの構築が必要です。福島第一原発の教訓を胸に刻むのならば、絶対的な安全が保証されない限り、新たな原発運用の道はあまりにも危険です。「最大限の安全」と口先だけで語るのではなく、確たる行動で示さなければ、社会の信頼は得られません。この判決は災害が起きるたびに警鐘となるでしょう。取り返しのつかない代償を払う前に、真剣な再考を求めます。


ネットからのコメント
1、正直、理想論だけでは生活できないんですよね…。電気代はここ数年でかなり上がったし、エアコンも我慢、工場も悲鳴、家庭も節約ばかり。安全性の議論はもちろん大事ですが、「原発反対」で止めた結果の負担を結局かぶるのは普通の国民です。しかも今は物価高で何もかも高い。食費もガソリン代も上がっている中で、さらに電気代まで上げられたら本当にきつい家庭は多いと思う。反対するのは自由。でも、その代わりに誰が安い電気を安定して供給するのか。理想だけじゃなく、現実の暮らしまで考えてほしいです。
2、実際にはすでに動き初めており、既に臨界を迎えており、来月には通常運転となる予定。資源のない日本にとって、原発を無くすよりは原発の変わりとなる安定電源を見つける方が先。また、原発人材がなくなると、いざ必要となったら中国人や韓国人に日本の原発を任せることになるかもしれないし、中韓に廃炉を依頼することになるかも。
であれば、国内で原発人材をしっかり育てて、次世代電源も、廃炉も、日本人の手でできるよう自立した国造りを目指すべきでは?
3、良い判決だと思います。この先、石油はダメ、太陽光はお先真っ暗、土地はないので他の再生可能エネルギーは期待できず…何を持って電気を作ればいいのかわからない事態に直面している中、原子力は頼みの綱ですね。もっと環境にやさしい資源が見つかるまでは、これで持たせるしかないんです。
4、当然の判決だと思います。原発に反対される方々のおっしゃる理由がなかなか理性を欠いたものが多い反対するためならなんでも理屈をこねるデータも相手が不利になるように操作してるだろうしそもそもこの周辺住民が何人いらっしゃるのか、多分応援団の方が多いであろうと想像がつきます。原発の適正な運用がなされて安定した電力の供給を望みます。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/0c9111bc10b6ed037ae81c95692d50c6ede31f5d,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]