ネーサン・チェン(米国、26)が、2026年2月のミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪には出場しない意向を示した。8日のロサンゼルス・タイムズのインタビューで、チェンは「スケートに関して十分な成果を挙げたため、自分のキャリアに満足している」と語り、新たな道に進む時が来たと述べた。チェンは北京五輪で金メダルを獲得した際、フリーで5本の4回転ジャンプを成功させ、世界選手権では3度の制覇を達成。
スケート以外では、エール大学を卒業し、統計学とデータサイエンスの学位を取得。その後、医学部に進学し、心臓病学や腫瘍学の研究に取り組む予定だという。
チェン選手の引退表明に際して、その決断は非常に理解できます。彼がスケートにおいて達成した成功は偉大で、五輪金メダルや世界選手権制覇は並大抵の努力では達成できません。しかし、自己の成長と新しい挑戦への欲求が次のステップへの道を開いているのでしょう。スケートを超え、彼が新たな学問や研究に向かう姿勢は、非常に意義深いものです。彼が選んだ新しい道が、医療の分野で人々の命に貢献することを願っています。
ネットからのコメント
1、海外の五輪アスリートは引退宣言をしないでフェイドアウトする場合が多いですね。チェンさんは北京五輪以降3年以上試合には出ていないからフィギュアファンは五輪に出ると思ってた人はいないと思うけど、フィギュアスケートに興味のないアメリカ人は競技に参加していないことを知らないのでしょうから、あえてこの段階で欠場を発表したのでしょう。
アメリカはマリニン選手が金メダル候補なので普通に勝負したらチェンさんはマリニンさんには勝てないでしょうし、後進に道を譲る方で学業の方に本格的に進むのでしょう。頑張ってください。
2、ネーサン・チェン選手の決断には心から共感します。トップアスリートとしての輝かしい実績を築き上げたうえで、新たな道に挑戦する勇気は本当に素晴らしいですね。スポーツだけでなく学問の世界でも自分を高め、医学分野で人々の健康に貢献しようとする姿勢には感動します。彼のように多才で前向きな姿勢は、多くの人にとって大きな励みになると思います。これからの活躍も応援したいです。
3、スケーターの中で、好きな選手の1人です。賢さが顔に出ているし、さっぱりとした衣装や、敢えての感情移入し過ぎていない表現力が好みです。本当に上手い人だからこその演技と技。医療の道に進まれるところなんかも他とは一線超えてて惚れますね。
4、本人の中ではスケートはやり切ったから学業に専念してる感じだし、やはり復帰はないよね。 アイスショーで滑るくらいだろうか。フィギュア選手のセカンドキャリアは様々だけど、医学の道とは正に文武両道だ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/3b087fd527444c0bf3715a770d3e67e9e9cb3a6b,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]