2025年7月25日、自民党内で石破茂首相に対する早期退陣を求める動きが強まっている。党青年局は、参院選の惨敗を受け、首相と党執行部に対して責任を取るよう求める申し入れ書を森山裕幹事長に提出した。青年局は、昨年秋の衆院選、6月の都議選、そして参院選の3連敗を踏まえ、「速やかな総括と自らの責任を取ること」を強調した。
また、両院議員総会の開催を求める署名活動も進行中で、重要事項を決定するためには議員の過半数の要求が必要だ。首相は進退について言及を避けており、党内の意見の集約が求められている。
自民党内での石破茂首相退陣求める動きは、まさに党の命運を左右する大きな転換点に差し掛かっている。参院選での惨敗に加え、続く衆院選と都議選での敗北が示すのは、首相と執行部のリーダーシップの欠如である。これほどまでに連敗が続いている状況で、現執行部が責任を取らずに居座り続けることは許されない。
根本的な問題は、制度の不備や指導力の欠如にある。党内の意見を無視したまま、懇談会という非公式な手段で問題を先送りする姿勢が、この党の改革の遅れを引き起こしている。
党内の意見を集約し、総会を早急に開催すべきだ。その上で、具体的な改革案を提示し、党のリーダーシップの刷新を進めるべきだ。
これを機に、自民党が本当に変わるかどうかが問われている。石破首相が責任を取ることは、党に新たな希望をもたらす第一歩となるだろう。
ネットからのコメント
1、総理を変えたら国民が納得すると思っているようですが、甘いですね。国民の多くは自民党の体質に嫌気がさしているのではないでしょうか。石破総理を交代させる理由は選挙で勝つためですよね。自民党の議員たちが選挙で勝てないから交代させるという事です。ハッキリ言って国民のためではなく、自分たちの保身、権力争いのために総理を変えるという事。そういう自民党の体質、昭和の体質に国民は辟易していると思います。その結果が3連敗だと思います。
2、石破首相への批判が高まっていますが、政治家は私たち国民の鏡でもあります。今の政権や与党の姿は、ある意味で私たちの無関心や曖昧な判断の積み重ねを反映しているとも言えます。選挙のたびに「誰に入れても変わらない」と投票を放棄したり、話題性だけで政治家を選んできた私たち自身も、この政治のあり方に責任があるのではないでしょうか。
国民が変わらなければ、政治も変わらないと思います。
3、自民党青年局が石破総理に対して退陣要求を出すのは良いし、両院議員懇談会ではなく総会にする事も良い。ただ、石破総理から次の総裁へ顔を挿げ替えたところで自民党の古き悪しき風習が治らないのであれば誰が総裁になったとしても自民党の復権はないと言わざるを得ない。それと、有耶無耶になっているが裏金脱税議員の取り扱いについてはどうなっているのでしょうか。不記載で秘書が勝手にやった事など世間一般では到底通用しない。そういった一般国民の感覚も身に付けないと駄目だと思うし、もう幾ら選挙(次期衆院選)をやったところで惨敗を喫するのは間違いないだろう。
4、左派の政治家に応援される自民党総裁なんて石破首相くらいだろう。二階氏が総裁になってたら左派には応援されただろうけどね 溜まりに溜まった自民党への不満と今までのツケを石破総理が払わされてる感じがするけど、有権者の民意では無く自民党内での圧力は責任転換みたいで何か違う様な気がする。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/5fb73304520ebd6b85fda89ed4c93a7c24ce6b99,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]