坂本哲志予算委員長の解任決議案が否決されました。13日、衆議院本会議で野党4党―中道改革連合、参政党、チームみらい、共産党が提出した解任決議案が与党の反対多数により否決される結果となりました。その背景には、新年度予算案の審議をめぐり、坂本委員長が職権で採決を決定したことに対し、野党側が「独善的な運営」として強く反発していた事情があります。国民民主党は決議案提出には参加しませんでしたが、賛成票を投じました。与党側は予算委員会で質疑と採決を終え、予算案を本会議に緊急上程し衆議院通過を予定しています。

この問題に深く向き合えば、政治の根本的な欠陥が浮き彫りになります。委員長職権による強引な法律運営は、民主的運営の歪みに繫がる恐れがあります。議会は協議と透明性に基づく運営が求められるのに、強行的決定が繰り返されるなら国民の信頼が損なわれます。
また与党多数派による否決は形式的に正当性を得ますが、実際には議会の健全な機能を損なう危険性を秘めています。
これを回避するべく、いくつかの解決案を検討すべきです。第一に、予算審議手続きに中立的な第三者機関を導入し、独断的決定を防止する運用ルールを設けるべきです。第二に、与党・野党間での、継続的な協議促進を制度化する条文改正を検討すべきです。第三に、国民への詳細な進捗共有を義務付けることで透明性を確保し、信頼醸成に繫げる方策が必要です。
今回の決議案否決と経緯は、制度と権力構造の歪みを露わにしました。民主主義の本質とは、共通の納得性と理性によって基礎を形成するべきもの。独善や多数の力だけでことを進めるならば、それは国政の劣化と停滞の始まりです。国民は政治の精度そのものを評価し、変革への意識を高める必要があります。
ネットからのコメント
1、解任決議を出すのは野党の権利だとは思うが、結果が見えているパフォーマンスに見えてしまうのも事実。大事なのは委員長を辞めさせることではなく、予算のどこに問題があるのかを国民に分かる形で議論することだと思う。
数の力で押す与党にも、反対だけに見える野党にも、もう少し建設的な国会運営を期待したい。
2、毎回思うのですが、日本の国会は「予算をどうするか」よりも「採決するかどうか」で揉めている時間の方が長い気がします。委員長の職権採決に野党が反発して解任決議案を出す、そして否決される。これはもう何十年も繰り返されている国会のお決まりのパターン。本来、国民が知りたいのは「この予算で生活はどう変わるのか」「どこにどれだけ使うのか」という中身の議論のはずですが、ニュースになるのはいつも国会運営の攻防ばかり。与党も野党も戦術としては理解できますが、この構図が続く限り、国会が国民から遠く感じられるのも無理はないと思います。
3、予算案の中身がダメなのか?審議の過程がダメなのか?反対するのはいいですが、具体的にどういった部分が反対なのかを明確にしていただきたいです。予算委員会で関係ない質問ばかりしている野党にも問題はあると思いますよ。
4、野党は予算案のどこに問題があるのかではなく日程の問題ばかり主張。
マスコミは予算案が成立せず暫定予算になった場合、国民の生活にどれだけ実害が出るのか解説するべき。なぜ高市総理が暫定予算にはしないとあれだけ拘っているのか。それは本当に国民の生活に大きな実害が出るから。給食補助や高校無償化も開始は遅れるでしょう。国主導の企業向け助成金も決まりませんし、地方自治体があてにしている補助金も本予算が通らないと出ません。インフラ整備や自治体主導の助成金等は大幅に遅れます。マスコミは野党批判に直結するからその実害の解説はしない。ほとんどの国民は暫定予算だと何が困るのかは知らないままでしょう。野党もマスコミも絶対おかしい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/69fddbfc6e3544d97a31ab8d373bb0173dad6fb0,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]