名鉄広見線 新可児-御嵩間廃止に関する情報です。
名鉄広見線 新可児~御嵩間の廃止が、2026年5月29日に発表されました。この区間は年間80万人程度と利用が少なく、名鉄と沿線自治体(岐阜県可児市・御嵩町・八百津町)が、その赤字を分担して運行を維持してきました。しかし、物価や人件費の高騰により運営費が年間3億4000万円に達し、さらに今後の増加も見込まれる状況です。地元自治体は既に年間1億円を支援していましたが、さらなる負担の増加により「みなし上下分離方式」協議を打ち切り廃止を容認しました。なお、廃止時期は未定。背景として、地域のクルマ社会化や沿線自治体の負担増があり、存続が困難になりました。
名鉄広見線廃止は、地域交通の未来に問いかける重要な事例です。赤字路線の運営を自治体が支え続ける現状では、維持が難しくなるのは当然です。しかし、それを「仕方ない」と済ませてよいのでしょうか?鉄道は環境負荷の少ない持続可能な交通手段です。本来、行政はこの公共性を評価し、交通政策の再設計を行うべきです。例えば、地方鉄道向けの補助拡充、廃線区間を活用した新しい都市開発の検討、あるいは地域住民と協力した新たなビジネスモデル構築が考えられます。
これらの努力なく放棄されてしまうのは、住民への裏切りであると感じずにはいられません。公共交通に支えられた地域社会は豊かで持続可能なものであり、「効率」だけでは割り切れない価値を私たちにもたらします。それを見失うことこそが、最大の喪失です。
ネットからのコメント
1、名鉄だけの問題でなくこの地方は行政も車社会を後押ししすぎだと思う。愛知県を中心に道路はほんと立派。一方鉄道は、関東関西のような新線や路線の延長などほどんどなく、鉄道網とは程遠い。高齢社会に適応したインフラ整備をしていってほしい。
2、車社会に、JRの輸送改善名鉄は、大手私鉄の中で、以前からかなり厳しい競争に晒されていると思う。対策としてかつては、支線への直通やスピードアップに取り組んできたが、もう限界なのか(やっても一緒なのか)、最近は防戦になって、今後の為に体力を温存しているように見える。本音は、もっと廃止にしたいのだろう。80年代までの、支線への直通特急や90年代のスピードアップ華やかかりし頃が懐かしい。
3、東海地方の中心の名古屋でも車社会で、鉄道やバスがあっても車利用する人は多いですから、郊外や山間部は云うに及ばずです。
車がない高校生の通学くらいしか利用者もいないだろうし、子供自体が減少してるから地方鉄道の経営が好転する事はもはや無いでしょう。
4、車社会と一言でくくるんじゃなくて、時代背景も掘り下げて取材をして記事を書きなよ。東京・大阪は別格として、昔は鉄道駅に近い所に住んで、会社(工場)も駅に近い所にあったが、トラックに流通形態が変わり高速道路網の発達もあって、働くところが駅から離れた所に移転して行った。また、住居も駅前の狭い敷地の家から郊外の広い敷地のある所へ変わっていった。じゃあ鉄道がそこへ路線を造れるかといえば無理がある。駅から離れた所に住んで鉄道のない所の会社に行くんだから利用者が減るのは必然だ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/7b352e1d34cf6af4dedd24f83816aecb1a7c7df4,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]