事件概要:少子高齢化が進む日本で使用済み紙おむつの廃棄量が増加し、環境問題や資源問題が懸念されています。2015年時点で廃棄量は約210万トンでしたが、2050年には最大277万トンに達すると予測。国内最大手のユニ・チャームは、紙おむつの水平リサイクル技術「RefF」を開発。使用済み紙おむつをオゾン洗浄により再生し、新たな紙おむつに生まれ変わらせる取り組みを実現。自治体との連携で回収・リサイクル体制を構築し、環境負荷を半減させる技術で持続可能な商品開発に成功しました。

コメント:紙おむつのリサイクルは画期的である一方、問題の根本にまだ改善の余地がある現状を見逃してはいけません。少子高齢化に伴う廃棄量増加、海外依存の原料供給体制など、制度的な問題が環境負荷を一層悪化させています。例えば回収率の向上について、住民の抵抗感という心理的要因をただ覆い隠すだけでなく、視認性を低下させずに自治体の啓発活動やリサイクル教育を充実させるべきです。
また再生品の価格が高い点については、技術コストを抑えると同時に補助金制度や購入者へのインセンティブを考慮することで、負担を軽減し選択肢を広げられるはずです。さらに、最終目標の「完全リサイクル化」を社会全体で支援するため、企業内の研究開発力や各国との技術連携の強化を促進すべきです。持続可能な未来への挑戦が、資源を循環させる責任ある消費社会の構築すら可能にするでしょう。その可能性を紐解く継続的な努力こそ、今後の鍵となるはずです。
ネットからのコメント
1、生まれたばかりの頃は一時期布おむつも使っていたけれど、とんでもない、余裕がなくて今や紙おむつに頼り切りです。赤ちゃんならまだ量も少ないですが、大人の介護に布おむつなんて絶対に無理そう。紙おむつのおかげで子どもたちは、おしりかぶれもほとんどなく快適に過ごせているけれど、捨てるときの罪悪感はずっとうっすらありました。高齢化の時代、ますますおむつの消費量は増えていくし環境負荷にもなるから、こういった取り組みをされているのは素晴らしいことだと思います。
ユニ・チャームさんは世界的な企業だと思っていましたが、日本の会社だったのですね。世界的にこの潮流が広まって、安価に効率よくリサイクルできるようになるといいですね。
2、飛躍が過ぎる例だけど、宇宙船内では、水は貴重。だから 排泄した尿は回収され、飲める基準まできれいに再生させて飲む。抵抗感ある、なんて言ってられない。地球も、ここを出ていけない一つの宇宙船のようなものと、あえて考えると、パルプは原料である植物を育ててやっと手に入る、限りある資源。原料が大きくなるにはそれなりの時間がかかるし、ゴミとして燃やしてしまうと、もう元に戻らない。一般人がそうそう植林するわけにもいかないし、水や土の能力も限りがあるパルプの再利用は、今すぐではなくても、ゆくゆくは今以上に大事な技術となると思う抵抗感ある、なんて言ってられない日がやってくる
3、まずは購入したものの未使用なオムツや生理用品を回収して、資源として使って欲しいです。どちらも突然使わなくなることもあるのに、衛生用品だからとなかなか有効な処分ができません。
少量なら、防災備蓄(簡易トイレとか)にしちゃうのですが。
4、すばらしい取り組みですね。大人用おむつは赤ちゃん用にくらべてもかさ高く捨てるのに非常にかさばります。高齢化社会でこの循環は必須のものとなってほしいです。資源のない日本では流通しているものを繰り返し使用する方向性は必須だと思います。レアアースもリサイクルで都市鉱山として取り出す取り組みがあるように、おむつも循環させるべきだと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/60ce3bcb8fa9e6e6591c6d7ffc9651474dd1a365,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]