第一段階: 概要
2025年5月、学童保育の登録児童数が過去最多の156万8588人に達しました。前年から4万8636人増加し、共働き家庭の増加に伴う需要の高まりが背景にあります。しかし、学童保育への希望者が増える一方で、希望しても入れない待機児童数は1万7013人にのぼり、前年より673人減少したものの依然として過去6番目に多い数字です。
こども家庭庁は、自治体ヒアリングを実施し、待機児童の早期解消に向けた取り組みを進めるとしています。また、夏休み期間中の開所支援も行う方針です。
第二段階: 批判型コメント
学童保育の登録児童数が過去最多となる一方で、依然として1万7013人が待機児童として名前を連ねている現状は、深刻な問題を示しています。共働き家庭が増加している中、学童保育の供給が需要に追いついていないことは、制度的な欠陥そのものであり、子どもたちの健全な成長のためには早急な対応が求められます。
問題の本質は、学童保育のインフラ整備が十分に進んでいないこと、また、自治体単位での対応に限界がある点にあります。さらに、待機児童問題は、育児と仕事を両立する家庭の大きな障害となっており、子どもたちが安心して過ごせる場所が確保されていないのは社会全体の責任です。
解決策として、まずは学童保育施設の増設を図ることが急務です。次に、利用可能な職員を増員し、柔軟な勤務体制を整えるべきです。また、地域ごとの需要に応じたカスタマイズされた支援を行い、早期解消を目指すべきです。この問題は、ただ待機児童数を減らすだけでなく、未来を担う子どもたちへの投資と捉えるべきであり、今こそ社会全体で取り組むべき課題です。
ネットからのコメント
1、シングル家庭だったので学童に入っていましたが、皆が明るいうちに帰宅するのに何故自分は帰れないのかと辛くて堪らなかった思い出があります。幸いその気持ちに親が気づいてくれて「たとえ隣の家の人や警察でも絶対にインターホンにも電話にも出るな」と固く約束をしたうえで学童をやめて鍵っこでした。それでも夕方になって薄暗くなり、TVの画面の明かりだけが暗闇に浮かんでいる光景、寂しくて、悲しくて、お腹がすいて、帰ってきた親に抱き着いたときの幸福な気持ちをずっと忘れられないです。何が正解かはわからないです。学童を楽しんでいる子も実際はいると思います。(当時は満たされていない子、乱暴な子が多かったですが今は判らないです)でも、子どもの気持ちをちょっと聞いてみてあげてほしいです。
私のようにあの騒がしい空間が苦手な子はいると思います。
2、共働きをしなければ生活できないわけですよ。昔に比べ女性の社会進出が仇となった感じもします。自営業の方も少なくなったようですから店を見ながら子どもの世話をなんて難しい。学童が最多なのだから受け皿を厚くしないと。学童のお昼はお弁当が難しいならお弁当を頼めばいい。時代に合わせて行くべきだ。
3、シンプルに子どもが可哀想。夏休みいつもより朝ゆっくり朝食を食べ宿題をしながらコップのカルピスの氷がコロリと音を立てて お昼はお素麺やチャーハン お昼からはお友達と遊んだり 市民プールや図書館行ったり 親とスーパーに行って スナックスタンドみたいなところでフローズン飲んだり 家に帰って好きなアニメ見ながら洗濯物畳んだり何も特別な事は無いけど 夏休み独特の時間が流れていたのに。お休みのあのゆるやかな時間が子どものメンタルを保っていたように思う。物言わぬ選挙権の無い子どもを犠牲にした社会。
4、夫の給料が上がれば家で子どもの面倒を見たい世帯は多い。共働きを減らすほうが大事だと思いますよ。
なお、母親が学童で30年以上働いていますが共働きではない子どもも受け入れるなど制度がめちゃくちゃになっているので審査はしたほうがいいですね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/1d17dfc44f619763a565e92f1e8b91e95e47a007,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]