【事件概要】
2025年7月28日夕方、山形県東根市の堂ノ前公園内の沼で、およそ100匹の魚の死骸が発見された。死んだ魚は、藻の繁殖抑制のため放流されたソウギョやレンギョで、昼頃から水面に浮かび始めていたという。市内では29日にも気温37.8度を記録し、16日から14日連続で猛暑日が続いている。
専門家は、水温上昇による酸素不足が原因の可能性を指摘しているが、明確な原因は未確定。沼周辺では強烈な悪臭が漂い、市は死魚の撤去作業を実施した。
【コメント】
気温の異常な上昇により魚が大量死し、悪臭が立ち込める――これは単なる自然現象では済まされない。東根市の沼は管理された人工環境であり、魚の命も含めた生態系の維持は行政の責任である。数十匹、数百匹の魚が暑さで息絶えるまで、誰も予兆を察知しなかったのか。酸素不足は猛暑の当然の帰結であり、事前に対策可能なリスクだ。
この問題の本質は、「異常気象の常態化」に対する行政の想像力と備えの欠如にある。夏場の気温上昇は今や予測可能な災害であり、それに対するインフラ・モニタリング体制・緊急対応計画が欠けていることが明るみに出た。
今後は、①気温・水温の常時監視体制の構築、②自動エアレーション(送気)装置の導入、③気候変動を前
ネットからのコメント
1、水槽で飼ってる観賞魚などもちょっとした環境の変化で全滅することがありますが、大きな池の魚が大量に死ぬなんて本当に異常気象なのかも知れません。池の魚が暮らす世界は小さいでしょうが、いつか、この地球にも同じようなことが起こるとも限りません。ほんの小さな心掛けかも知れませんが、環境問題を意識する人が増えてほしいと思います。
2、やっぱり山を切り開いてソーラーパネルを敷き詰めたのが逆効果だったのでは。貴重な森林面積が少なくなり、異常気象に繋がるし、地表の温度も上昇してしまっているのではないでしょうか。我が自治体も自民党の言うことを信じて太陽光発電を推し進めていくSDGsの目標を立てていますが、すでにクマが住処を追われて街中まで出て来ているのに愚の骨頂と言わざるを得ません。あまり気温が上がりすぎるとソーラーパネルの発電効率が悪くなるというデメリットも聞いたことがあります。
3、猛暑にエアコンなくても耐えられた子供の頃が今や懐かしいです扇風機と団扇と風鈴で夏を乗り切れていた頃と明らかに変化して来ている異常気候人は文明の利器で乗り切れますが自然の中で暮らす生物達にとっては生き残るのには過酷な環境になってきているのでしょうか自然体系が少しでも維持されるよう人間も考えていかなければいけない時期に来ているのではと思います
4、今はまだ死んだのは池の魚ですが、ゆくゆくは人間の大量死もありえる。自分の幼少期とは比べものにならない暑さ。あの頃は気温が40度に迫るとは思わなかった。温暖化対策は間に合わないでしょうから、我々人間も適応出来る様に進化するしかない。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/7a7ba8ac453f62cd674ca178a69a3fe9159065c6,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]