中高生たちの暴行動画がSNSで拡散され、学校への不信感と私的制裁への期待が背景にある事例が全国で問題視されています。1月4日、栃木県の県立高校ではトイレ内で暴行を受ける男子生徒の様子が投稿され、大分県の中学校でも動画が8日に拡散されました。同様のケースが他地域でも確認され、加害生徒特定や中傷がSNSで広がっています。しかし、暴露にはプライバシー侵害や法的リスク、将来の影響を伴う危険性があります。専門家は、学校の信頼回復や迅速な問題対応が重要だと指摘し、傍観者やネットユーザーにも冷静な対応を呼び掛けています。

現在SNSで拡散される暴行動画は、社会的構造の欠陥を浮き彫りにしています。教育機関が本来果たすべき安全と信頼を提供できていない現状は極めて深刻です。「いじめ防止対策推進法」が存在しながら、その形骸化が被害者たちを私的制裁という危険な手段に追い込んでいることは問題の本質です。
さらに、SNS上での暴露や拡散は当事者の人生を消し去れないデジタル・タトゥーとして刻む一方、無関係な親族・傍観者にまで被害が広がり得ます。この構造を変えるためには、学校教育の透明性向上と被害者支援に向けた法制度の強化が緊急課題です。例えば、暴行・いじめを速報する専門窓口の設置、相談対応の迅速化、加害者への矯正プログラム導入などが実行可能な改善策です。変わらない教育制度や怠慢な対応が子どもたちを見捨てる社会を容認してはなりません。教育機関は信頼と支援の拠点であるべきで、その価値を取り戻すために行動する責任があります。誰の生活も破壊させない社会を築くべき時です。
ネットからのコメント
1、これもある意味時代の流れで、こういった動画が晒される事によって、個人情報が公開されてその後の人生が取り返しのつかない事態に発展する。それくらい愚かな行為をしたんだという学びを身をもって体験することになり、デジタルタトゥーで生涯を通して後悔することになる。また暴力行為の抑止力にもなるし、被害者の保護を最優先として、ある程度は仕方ないと思っている人が意外と多いのではないか。
2、この期に及んで学校に問題解決を期待するのは無理があるよ。今回の件は、そもそも最初に動画を拡散させたのは加害者側だという視点が抜けてる。被害者は動画を撮れる立場になかったし、加害者側が被害者をさらに辱める目的で撮影して拡散したんだよね?その結果、予期せぬ形で自分達に返ってきたとしても、暴行したのも拡散したのも加害者側だから自業自得としか言えない。学校側に動画の拡散を止められるような権限がある訳でもない。未成年であることや将来的なリスクを考えるなら、警察に対応してもらう他に選択肢は無いんだよ。
3、いにしえの素朴な日本人のような、お天道さまが見ているよ、という倫理観が通用しない時代です。スマホ様に撮られるよ、は治安や社会規範のホワイト化に大きな功績をもたらしていると思います。何人たりともいつ何時撮影されてもいいように、日頃から自分が品行方正でいなくてはいけないという教育を若い頃から行うことも大事だと思います。
4、いじめられている側からすれば、加害者の将来なんてどうでもよく、とにかく今の苦しみから逃れたいという一心だし、逃れられるのであれば手段は何でもいい・・・というのが正直なところだろう。
しかもこの問題は、今に始まったことではなく、もう何十年という単位で解決されていない。その上、こういったいじめ問題が話題になると、なぜか「被害者側の人権」よりも「加害者側の人権」を守ろうとする言説が必ず出てくることに、何とも言えない気持ち悪さを感じてしまう。こんな状況では、ネット上で拡散や炎上が発生してしまうのも致し方ないのではないだろうか。確かにYouTuberやSNSユーザーが再生回数やインプレッションを稼ぐためにイジメ問題に首を突っ込んでくるのは関心できないが、被害者だけが我慢しなければならない現状をいち早くどうにかすべきだと思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/829d4ae9ea77aa6790a8a984df142a87d393a0f5,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]