事件概要:今年6月1日より、患者が診察予約を直前にキャンセルした場合、医療機関がキャンセル料を請求できる制度が施行されます。しかし、すべての患者に適用されるかのような誤解が広がっています。厚生労働省によると、キャンセル料の対象は、「予約料を徴収する医療機関で予約料を支払う患者」に限られ、その他の患者には発生しません。この改正の背景には、直前キャンセルによる医療資源の浪費や、他の患者への不利益が挙げられます。手続きの透明化が求められ、医療機関は料金体系について事前説明やウェブサイト掲載が義務付けられています。

コメント:医療予約におけるキャンセル料導入は、公正な医療資源配分を目指したものですが、その理解が広がらず混乱を生んでいます。厚生労働省の通知内容における説明不足が誤解を助長し、結果として患者や医療機関双方に不安を与えています。
制度の矛盾を解決するには、まず通知内容の明確化が必須です。「予約料あり」と「なし」の対象範囲を具体例を交え、患者の理解を深める努力をすべきです。また、医療機関はキャンセルポリシーをウェブや窓口で見やすく示し、納得の上での予約を促進する必要があります。さらに、柔軟な運用を行い、やむを得ない事情や急病の場合には例外措置を導入するなど、医療と患者の利益のバランスを追求すべきです。資源の無駄を減らしつつ、全国民が安心して医療を利用できる仕組みこそ真に求められる改革です。この機会を適切に管理しなければ、医療界全体の信頼に悪影響が及ぶ可能性もあり、慎重な対応が求められます。
ネットからのコメント
1、通常の外来を連絡なしに来ないなんてのは日常茶飯事で大した実害はないのですが、核医学検査などの予約をキャンセルされると数万~数十万円の損失が発生します。使用する薬剤の使用期限が数時間しかないためです。こういった大きな損害を与えるキャンセルから実費だけでも請求できるようにすべきだと思います。
2、予約するのに予約料を取るような病院やクリニックなんてあるの?自由診療の美容系は知らないが、普通の保険診療をしている所では聞いたこともない。
相変わらず厚生労働省はどうでもいい事にご熱心ですね。もっと現場が困っている事に向き合ってくれ。
3、キャンセル料の話があったときに、どうやってキャンセル料を回収するのかが疑問だった。前払いや予約料を取るのであればキャンセル料の回収は可能だけど、そういう方法以外の場合、キャンセルして来院しない客からどうやってお金を取るのかは難しいし、逃げ得という結果になりかねない。却って病院側の手間やコストが増える事態になるのではないだろうか。
4、医療機関は予約した検査や治療の準備のため、機材や薬品を用意します。開封後再使用や使い回しができない物も多く、ドタキャンが生じた場合それらを廃棄せざるを得ません。その分は完全に医療機関の損失になります。キャンセル料すら取れないとなると、残された手段としては損害賠償請求・訴訟を起こすしかありませんが、それで良いのでしょうか?
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/a9649c4016bddbf5cd0c179a63cd2c99cd4a346c,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]