事件概要：
広陵高校（広島）が、第107回全国高校野球選手権大会を途中で辞退した。この決定は、大会前に広陵高校に関連する暴力事案がSNSで拡散されたことを受けたものである。広陵は7日に旭川志峯（北北海道）と対戦し、3-1で勝利して2回戦進出を決めていたが、その後、10日に出場辞退を発表した。

この決定は、春夏通じて甲子園大会開幕後初めての出場辞退となる。選手たちは9日夜にチーム宿舎でその意向を知らされ、10日午前に広島へ帰路についた。橋下徹氏は、高野連が適切な手続きを踏まなかったことが原因だと批判している。

コメント：
選手たちが直面した状況に、心からの同情を覚えます。突如として甲子園を去らなければならないという現実に、どれだけの心の痛みを感じているのでしょうか。暴力事案が発端となったとはいえ、選手たちには何の責任もなく、あまりにも残酷な形で夢を断たれてしまいました。その一方で、問題の根本的な原因は、手続きの不備にあり、今回のような事態が発生することを予見できなかった高野連の対応にも疑問が残ります。何よりも選手たちの心情に寄り添った説明と、今後の改善策が求められます。

個人の努力や熱意を奪うような形ではなく、むしろその姿勢を大切にするためにも、より公正で透明なプロセスが必要です。

ネットからのコメント

1、1月に発生した被害者のいる傷害事件を解決せずに強行突破した学校の問題だと思いますが。世間的な問題になってないと動けない高野連もダメだけどね。ほんとこの件はダサい大人ばっかりの事件。純粋に野球やりたかった被害者がかわいそう。どこかの公立で楽しく野球続けてたら良いな

2、高野連だけが原因ではない。学校も高野連に出していた報告と保護者の説明等に違いがあり、高野連にはちゃんとした報告していなかった可能性が高い。高野連のことを擁護するつもりは全くないが、年間千件と言われる高野連への報告で、先輩からの指導の行き過ぎという報告なら高野連が厳罰にしなかったかもしれない。学校側も暴力に慣れていたこともあり、学校側が大きな原因でもある。

3、これを機に、ルールを改めて見直すべきなんじゃないかと思う。被害者が転校して、1年間試合に出られないとか、救済処置があっても良いと思う。そもそも、転校したら1年間試合に出てはいけないってルールは、実力のある選手を引き抜いて、強いチームを作る高校があったらとんでもなく有利になってしまうから出来たルールで、力と金のある高校側への対応だったはず。

選手側の都合や状況を一切考えていない所は改正した方が良い。高野連として、その選手が1年間の出場禁止が必要なのか？ケースバイケースで対応するべきです。

4、橋下君、分かってないんですね。高野連がどうのこうの。高野連は巻き込まれたたんですよ。部員内での事件が発覚したのだから、まずは出場を見送るべきだったのです。松山千春さんも、せっかく1回戦勝ったんだからって言ってたが、そもそも出場する事自体おかしな事なんですよ。野球部員の不祥事なのだから、関係者連帯責任は当然の事。全寮のいじめは、過去の先輩から受け継いだ、伝統芸でしょうからね。