2025年7月29日未明、日本上空に謎の光が現れ、SNS上で驚きと不安の声が広がった。この光景は、「銀河鉄道」や「UFO」といった形容詞で表現され、目撃者からは「不思議な光がゆっくり流れていた」との投稿も多かった。実際、この光の正体は、米SpaceXによる「スターリンク」の低軌道衛星群であり、これらが打ち上げ直後に列を成して飛行することで、地上から数珠つなぎに見えた。
この現象は「スターリンクトレイン」と呼ばれ、衛星の表面が太陽光を反射することで明確に確認できた。SpaceXは既に5000機以上の衛星を打ち上げており、最終的には1万機規模を目指している。その他にもOneWebやAmazonの「カイパー」など、同様の衛星ネットワーク計画が進行中。天文学者からは星空観測に対する影響を懸念する声も上がっており、SpaceXは衛星表面の反射抑制策を施している。
【批判型】
このような「スターリンクトレイン」の現象が増えていくことに対し、我々は深刻な問題に直面しています。衛星群が次々と打ち上げられることで、夜空を取り巻く神秘的な美しさが損なわれ、星空観測を行う機会が減少することは確実です。これは単なる不便さに留まらず、私たちの文化や自然環境の一部である夜空が、企業の商業目的によって侵害される危険性を孕んでいます。
その問題の本質は、商業衛星の増加が公共の利益と自然環境に及ぼす影響を考慮していない点にあります。SpaceXを始めとする企業が、利益を追求するあまり、人類共通の資源である夜空を軽視しているのです。さらに、これらの衛星は通信技術を提供する一方で、天文学者や一般市民の夜空観察を困難にしています。
解決策としては、企業側が衛星の反射を抑える技術を強化すること、また公共の利益を守るための規制を政府が設けることが求められます。更に、衛星の打ち上げにおいては環境への配慮を第一に考えるべきです。無秩序に増加する衛星群が、私たちの夜空に新たな問題を生み出さないためには、規制と技術革新が不可欠です。
ネットからのコメント
1、数年前からXなんかでは話題になってましたね。ロケットから衛星を吐き出す時なんかに一列に並んで放出されるので空にミシン目ができたように見えて初めて見た時はとても不思議に感じましたが、知ってしまうとああなるほどね、くらいのものですね。しかしこれが一万基も低軌道に浮かぶわけですが、耐用年数を過ぎたものはどうするんですかね。
自然に落下するのを待つのか。
2、数年前から見られるようになったようですが、見える度に「謎の光の列」と話題になり、ネットやテレビでも取り上げられていますね。まだご存知でない方も大勢おられるのですね。といいつつ私もタイミングが合わず、まだ見ることができていません。見てみたいなぁ…
3、本文にある通り対策をとってあまり光らなくなったから空が明るい都会で見れることはまれ、都会じゃなければ割と見れる頻度は多い。見れる時に知らせてくれるアプリもあるから入れておくと便利ちなみに今日はアマゾン版スターリンくのカイパー衛星が通過する予定十勝沖から岩手上空を通って日本海に抜けて兵庫四国九州と日本を縦断するように通過するからどこからでも割と見えるはず時間は20時37分〜40分くらい
4、去年のクリスマスに夕方たまたま目撃しました。確かに綺麗だけど不要になったり古くなった時の回収方法ちゃんと考えられてるのだろうか?とんでもない宇宙ゴミになるのではないか不思議
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/14d089251e0b6067424d07444d196b14023ec9e1,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]