育休取得家庭の学童退所問題が深刻化。主要自治体109区市の6割が育休取得者の児童を学童保育から退所させる運用を実施。この3年間だけで退所数は報告でも655人に上り、実態はそれ以上と推測される。学童保育の対象が労働等に基づく「昼間家庭にいない児童」に限定されるため、育休中の保護者には学童利用を認めない解釈が広がった一方、国の見解では育休も「労働等」に該当する。しかし国の周知不足が混乱を招き、育休取得者を支援する仕組みが不完全なままとなっている。また、受け入れ体制の不足による待機児童数の多さも改善を阻む要因となっている。

この現状には深刻な問題が含まれている。まず、育休取得に伴い学童を退所せざるを得ない子どもたちが、慣れ親しんだ環境から切り離されるという人権上の問題がある。育休は社会全体で子育てを支える重要な制度だが、それがむしろ子どもに負担を強いる結果となっているのは目的と手段の乖離だ。
第二に、自治体が法解釈に基づき運用している一方、国がその指針を明確化しないことで、各地で対応に格差が生じている点だ。さらに受け入れ余力の欠如も問題を深刻化している。
解決策として、まず国は育休中の学童保育利用に関する指針を包括的に示し、自治体間での統一運用を実現すべきである。次に、学童保育施設の拡充と指導員の増員を国家規模で推進し、待機児童解消を図ることが急務だ。最後に、子どもと親の心身に与える影響評価を基にした政策のモニタリングを設置し、教育福祉政策を柔軟に更新できる仕組みを作るべきだ。
私たちが目指すべきは、子育てを社会全体で支え、育休や学童保育が子どもの笑顔を守る土台となる社会だ。今のままでは、支援制度そのものが逆風となる矛盾に直面している。この不変の価値観とは、「すべての子どもが安心して成長できる環境の提供」であり、誰もが支えるべき未来への投資である。その価値を再確認し、迅速に行動すべき時が来ている。
ネットからのコメント
1、「利用可能」と国は簡単に言うが人手不足で受け入れ出来る許容量を超えている。
子どもの命を預かるという責任に見合わない給与水準で「ボランティア精神」を要求されてもなぁ。訴えられたら守ってもらえずに詰みそうだし、自分の生活を守る為にもっと条件のいい仕事を求めるのは当然でしょう。
2、産休が終わる頃に手紙が来て上の子の学童退所手続きをしましたが、育休=完全に仕事は休みなので当然だと思っていました。育休の人がたくさんいた場合、激戦区では本当に働く親には厳しい状況になるので、この運用で良いのでは?!もちろん下の赤ちゃん優先なのでバタバタでしたが、そのくらい取り回せるようになっておかないと、復帰が大変になりますよ。。
3、毎日のように入室者が増え、部屋も職員も足りない中、300人超える児童。配置基準があってないような場所は職員は6人程度ですよ。1-6年制まで人数制限を設けていない施設は寺子屋状態。外国籍や配慮児童、発達に問題がある児童を抱えて、親が家にいる子まで預かれと。現場を知らない人たちはなんとでも言えますが、働いてる側は限界です。公益施設は数千円の利用料負担のほかは税金運営なんだし、必要ない人は断るべきだし、今まで通り私営は施設側が受け入れ条件を決めるべき。
4、母親がパートで子供が学校へ行ってる間だけ働く家庭は利用出来ません。学期末の4時間目までで下校が続くとパートを調整する。休めなければ子供を留守番さてて対応する。低学年の子供を留守番させるが問題ありなんだよ。親は家に不在ですからね。育休で家に親がいる家庭が利用出来るなら母親がパートの家庭も短縮授業や4時間目下校の日は利用させて欲しい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/0b801df30bdf9b3db25c9c6ca5d71cf82329fa22,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]