2025年8月1日、臨時国会が召集され、参議院で正副議長や委員長の選出が行われる予定です。今回の参院選で躍進した参政党が、初めて委員長ポストを獲得する見通しとなっています。会期については、自民党が5日間を提案しましたが、ガソリン税の暫定税率廃止を掲げる野党がこれに応じず、協議が続いています。
野党8党は29日の会談で、暫定税率を11月1日に廃止する方向で一致しました。この廃止法案は、6月に提出されたものの成立に至らなかったため、参院選後の与党過半数割れを受けて、再度共同で提出する計画です。また、国民民主党は障害児福祉手当などの所得制限撤廃に向けた法案を単独で提出する予定で、参院選での成果を強調しています。
現在の日本の政治状況には、極めて不安を感じざるを得ません。特に、ガソリン税の暫定税率廃止に関して、野党が与党に妥協しない姿勢を見せることが、今後の成長と安定を妨げる原因となりかねません。この問題は、国民生活の基盤を直撃する一大問題です。暫定税率を廃止することに対して、根拠となる経済的な実証や長期的視点の政策が欠けていることは明らかです。
税制改革を進めるためには、まず徹底的な議論と調整が不可欠であり、その上で公共事業や社会福祉に与える影響を最小限に抑える方法を模索するべきです。例えば、まず消費税の透明化と一貫した引き下げ案を提示し、国民にとっての生活改善に資する具体策を盛り込むべきです。次に、税制の見直しに伴う補償策を明確にし、負担が偏らないように調整を加えることが重要です。そして、最も大切なのは、政策が国民の信頼を得る形で進められることです。このような施策が進まなければ、政治への信頼はますます失われ、社会の分断が進む恐れがあるのです。
ネットからのコメント
1、野党側が推しているガソリン減税法案を今度は自民党も簡単に拒否出来ないと思うし、ざまあみろですね。参議院でも過半数割れした効果はこれからどんどん出てくるでしょうね。後は我々有権者も自民党の動き、野党の動きをよく見て、少し先になりますが衆議院選挙で投票したら良いと思います。自民党が両院で過半数割れした事により、一党独裁政治は終わり、これで国会議論も活発になると思うし、良い傾向だと思いますね
2、とにかく手初めに、ガソリン税減税法案を早急に通してもらって、すぐに実働してもらいたいと思います。もしこれが通れば、随分と社会情勢も変わってくると思います。もちろん車に乗る方だけではなくて、燃料価格が落ち着けば物流費にも良い影響が出ると思う。そして結局、物の値段も落ち着く。こうなってくると、投票率が7割には届かなかったとは言え、本当に選挙での意思表示が大事になってくるって言うことを痛感します。まずはとりあえずやってみることが大事。それでダメなら、またやり方を変えればいいだけです。
3、自民党は代わりの財源をどうすんだとか言ってるけどそもそも二重課税になるような税金を取ってたことが間違ってるんだから代わりも何も普通に考えたら暫定のガソリンがなくてもやって行けなければおかしいんだよ。むしろ自民党に財源があれば廃止出来る暫定の税金って何だんだと聞いてみたいね。
4、ようやく「選挙の結果」が政策に反映されはじめた感がありますね。与党が参院で過半数を失った今、野党の法案も無視できない現実になったのは大きい。
ガソリン減税は生活直撃の問題だし、物流コストや物価にも波及する。こういう実利ある政策こそ、与野党関係なく前に進めるべき。次の衆院選までの数年間、有権者としても冷静に各党の動きを見極めるチャンスですね。選挙が「結果を変える」ことを久々に実感してます。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/2a96fe3a178bbbacc11d4ea7b96813b5c94062ab,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]