日本政府が不要となった防衛装備品の海外輸出を検討中。背景には、中国の海洋進出に対抗するため、フィリピンなど同志国と連携し抑止力を強化する目的がある。改定案では、自衛隊法や国家安全保障戦略に基づき、現行では対象外とされる護衛艦や潜水艦など殺傷能力を有する武器の輸出を容認する方針。年内にも法改正を進め、初の事例としてフィリピンへ護衛艦、インドネシアへ潜水艦の供与が挙がる。しかし、これには高価な中古品の購入に慎重な発展途上国への配慮が必要。これらが実現すれば同盟国の防衛力、地域安保環境の安定を期待する声があがる。

防衛装備品の輸出拡大は、表面的には安全保障強化に見えるが、多面的に捉えるべき課題を含んでいます。まず、戦後一貫して保持してきた「武器輸出三原則」の理念が揺らぎ、平和国家としての象徴が形骸化しつつある点は無視できません。
さらに、通常兵器の輸出は、供与先の国々での使用目的や第三国への転売リスクも孕み、結果として地域紛争を拡大させる恐れがあります。例えば、潜水艦や護衛艦が意図せず武力衝突に使用される場合、それを「元売り」の日本がどこまで管理できるか、数々の懸念が未解決です。また、財政的余力が乏しい国への安価な供与は、日本の軍事費使用資金問題も浮き彫りに。
この問題を解決するには、長期的視点を持つ法案の再構築が重要です。第一に、輸出許可に厳格な基準を設け、対象国の政治・経済情勢の安定性を確認すべきです。次に、行動を制限する技術的・制度的な管理を強化し、第三者への不当供与を防止すべきです。そして、輸出の透明性を高めながら国民的議論の機会を増やし、納得を求めることも不可欠です。
抑止力強化という目標は理解できますが、日本の存在意義は暴力連鎖の一因ではなく、平和的解決の推進者であることです。残された平和国家の矜持を守る行動が今こそ必要です。
ネットからのコメント
1、中古の護衛艦や潜水艦を退役させて解体処分するにも多額出費を避けられませんからね。
旧式化しているとはいえフィリピン海軍の戦力増強に寄与するのは確かですし何より日本と共に「共通の敵」に対抗する為には必要不可欠。
2、日本も売るにしても潜水艦などは機密情報の観点からも譲渡先は、慎重に考慮する必要があるのでは!?インドネシアなどは、過去に新幹線導入を土壇場でのチャイナに鞍替えの裏切り行為もあり、日本と同じように親中支援グループ多いことを懸念事項として安易に進めるべきではない!
3、これまでは民間流出を畏れて、予算をつけて廃棄してきたものを、無償の処分や販売での利益に変えられるのは良いことですね。販路が広がれば装備品更新の頻度も上がるでしょうし、とてもよい施策だと思います。
4、なんで政府はインドネシアに拘るんだろうか?確か3カ国の最新鋭機の売り込み先のリストにも名を連ねてたよね?どうして日本政府がインドネシアにそこまで入れ込むのか?インドネシア国民は確かに良い人達も多いけれど、国となるとやはり何だかんだ中国と天秤にかけて物事を判断する国だけに日本政府は判断を間違えてはならないと思う。
ましてや軍事面での話しとなれば深い入する必要はないでしょう?お隣りも何だかんだ最新鋭機の共同開発費用が問題になり更には最新鋭機の機密情報の無断入手をされても尚、軍事面でインドネシアと関係維持しようとしているけど、日本は程々の距離感で接するべきだと思うけどね…
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/b422aafb58c538c507b89beeba50dfb7d9fb8dae,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]