イオンは、卵から人工的にふ化させた完全養殖ウナギを一般向けに試験販売する取り組みを、29日から開始した。これは世界初の試みで、天然資源に依存しない持続可能なウナギの供給を目指すもの。価格は131グラムで4860円、204グラムで5940円と高額だが、計500尾、360セットの限定販売で消費者の反応を探る。技術は水産研究・教育機構から移転され、大分県の山田水産が生産。この試みが「絶滅危惧種」であるニホンウナギを保護しつつ需要を満たす方法として注目を集めている。

完全養殖ウナギの試験販売は、長らく議論の的となってきた水産資源管理の未来を示唆します。ただし、価格設定や消費者の意識改革には課題が残ります。この展開は称賛に値しますが、現状の「限定的な販売」では絶滅危惧の解決には限界があるでしょう。
問題の本質は、ウナギ需要拡大による乱獲や密漁が根本原因である点です。
倫理的消費が根付かず、現行の漁業管理制度が不十分なため、野生個体数が減少し続けています。さらに、国際的規制の緩さが繁殖を妨げる構造的要因とも言えます。
解決策として、1)完全養殖技術のさらなるコスト削減による商業化の促進、2)消費者教育を通じたウナギ需要自体の減少、3)国際的な取引規制の強化を挙げられます。これらの対策を実行することで資源管理と生物多様性の保全が可能となるでしょう。
目の前にある高価な「完全養殖ウナギ」は確かに革新的ですが、この新商品が本当に未来の選択肢となるには、私たち消費者も行動を変える必要があります。資源を守る「未来志向の贅沢」として、じっくりと考えたいものです。
ネットからのコメント
1、ウナギの完全養殖は我が国固有の技術です。絶対に中国に模倣されてはいけません。これに携わる職員は四世代前まで身辺調査を行い、生粋の大和民族であることが確認できる者だけにしてください。今後は日本がウナギ大国として、世界中にウナギを輸出して外貨獲得の柱とするのです。そして世界中が日本のウナギに依存するようになれば、これは確固たる外交カードとなるわけです。
2、イオンでは、一般的なシラスウナギを育てた国産養殖ものだと半値ぐらいで買えますね。4860円も出すなら地域にもよりますが、地元だと専門店で1匹載ったうな重が食べられるのでそっちのほうがいいです。新し物好きに向けた試験販売って感じになりますが、今後さらに低価格で出せるようになるといいなと思います。
3、大あっぱれ!ですね。ウナギの蒲焼は世界にない日本独特の伝統食文化。日本で取れて日本で育てて日本で加工する。サーモンも日本で養殖が成功、マグロ、カツオその他とも。少子化の日本で、これらの自給生産品が増えてくると少子化対策にも貢献できるかな。
4、「完全養殖ウナギは成功している。しかし、市場に出すとなると一尾100万円ぐらいになる」と聞いたことがあった。4860円というのは、相当のコストダウンに成功したということだね。しかし、私にはまだ買えない。私が買えるぐらいになるまで、もっとがんばれ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/4bf08c01c07e2f757c058369d82f14384b11af28,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]