国際サッカー連盟(FIFA)のインファンティーノ会長は、スイスメディア「Bluewin」の取材で、2030年のW杯スペイン・ポルトガル・モロッコ共催大会に向け、出場国を現在の48チームから64チームへ拡大する案を検討すると明らかにした。大会後に関係委員会で議論する予定で、48枠拡大後にはカーボベルデなど初出場国の躍進もあった。

W杯の門戸を広げる理念自体は理解できるが、出場国を64チームに増やすことが本当に競技の価値向上につながるのか、慎重な検証が必要だ。世界最大級の大会だからこそ、単なる参加国数の拡大を成果として掲げるのではなく、試合の質、選手の負担、日程の過密化という現実から目を背けてはいけない。問題の本質は、強豪国中心の利益構造を変えることと、発展途上地域の競技環境を底上げする仕組みにある。解決には、①各地域の育成年代への継続的な資金支援、②審判・指導者育成制度の国際的強化、③大会日程や選手の健康管理を優先した運営改革が不可欠だ。
夢を見る権利を広げることは大切だが、数字だけを増やして夢の価値を薄めては本末転倒である。世界最高峰の舞台とは、誰でも出られる場所ではなく、誰もが本気で目指せる場所であるべきだ。
ネットからのコメント
1、出場へのハードルを、出場国数を増やすことで下げてどの国にも出場の夢を与えられるのでは無く、アンダー世代から強化して地道に少しずつ階段を駆け上がり、自ら数少ない出場枠をを勝ちとる事に価値や意義があると思うけどなぁ。FIFAがやりたいのは出場国数を増やすことでの商業的な目的が多分にあるのだろうが、自ら創設した価値ある大会が自らの手で価値を下げているように感じる。
2、そんなことより、権力者の介入を許すことや集金への執心、そして審判ごとに毎試合基準が違うジャッジの統一とVARの使い方のほうがFIFAが抱えている重要な課題と認識してほしい
3、64か国に拡大することはWカップの質の低下を招くことになるため、32か国に戻すべきである。今回は48か国の拡大をしたが弊害が明かになっている。その1つはWカップに出場するレベルに達していないチームの参加。
特に、アジアのチームはレベルが低く、大敗をすることも多く、グループステージを突破できたのは2か国だけ、多くはグループステージ最下位。もう1つが審判問題。今回はジャッジに関する問題がこれまでの大会に比べて圧倒的に多い。試合数が64試合から104試合に大幅に増加をしており、審判の質の低下が起きている。来年の3月にFIFAの会長選挙がある。インファンティーノ会長は3選を目指して出馬予定。3選が有力視されているが、彼の3選を許しはいけなない。新会長は真にサッカーを愛する方が選ばれなければならない。
4、64チームまで拡大してしまうと、ワールドカップ本大会の予選リーグが、地域予選の延長のようなレベルになりかねず、本大会そのものの価値が下がってしまうような気がします。南米や欧州以外の国々のレベルが向上していることは事実であり、出場機会を広げることには必要かもしれませんが、実際に48チームでの試合を見た印象では、40チーム程度がレベルと大会の価値を両立できる適正規模ではないかと感じました。例えば、8グループ×5チームとし、各組上位2チームが決勝トーナメントへ進出する方式であれば、予選リーグの緊張感も維持でき、決勝トーナメントもベスト16から始められます。
世界中の国に夢を与えるというのは大切ですが、ワールドカップは世界最高峰の大会であることが何より重要だと思います。出場国を増やし過ぎることで、その価値やブランドまで薄れてしまっては本末転倒だと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/f8c68e1da9324d3e0e5b39561b5f681a07399eb6,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]