事件概要:猫ひっかき病は、猫から人間に広がる感染症で、主に猫にひっかかれたりかまれたりすることによって発症します。この病気の感染源となる細菌は「バルトネラ・ヘンセレ」で、猫の体表に存在するノミがその細菌を運びます。特に5~14歳の子どもが発症するケースが多く、全国的には西日本で多く見られます。典型的な症状として、ひっかかれてから1週間以内にリンパ節が腫れ、発熱や全身倦怠感が続くことがあります。
感染を防ぐためには、野良猫との接触を避け、飼い猫との濃厚接触も制限することが推奨されています。予防策としては、猫の爪を定期的に切り、手洗いを徹底することが重要です。
コメント:子どもが猫ひっかき病に感染するリスクは高まっており、特に野良猫との接触が多い地域では注意が必要です。猫ひっかき病は感染から数週間後にリンパ節の腫れや発熱を引き起こし、症状が進行することもあります。特に、症状が現れないケースでは診断が難しく、発熱が続いても原因が不明なままとなることも。こうした事態を防ぐためには、まず子どもへの教育と、飼い猫に対する注意が重要です。野良猫に触れさせないこと、猫の健康管理を徹底し、触れた後は手洗いを徹底することが基本となります。ペットの管理が甘いことで、このような感染症が広がるのは深刻な問題です。
飼い主として責任を持ち、予防策をしっかり講じることが求められます。
ネットからのコメント
1、ある日、気が付いたら首のリンパが腫れてて原因が思い当たることがなかったので、内科に行ってお医者さんと何だろうねって話をしてるうちに「猫を飼ってて」話になったら「それだ!猫ひっかき病だよ」って言われたことがあった。実際に数日前飼い猫に引っかかれていたが、いままで数十年猫数匹飼ってて何度もかまれたりひっかかれたりしたことあったのに何故?とも思ったが、たまたまそのとき体調が悪かったこともあって、免疫力がさがってたと言われて納得。抗生物質もらって数日後には治った。
2、飼い猫が玄関近くにいて、たまたま外で犬が吠えたのにビックリして落ち着かせようと体を触ったらガブリとやられました。夜遅かったので病院には行かず、朝一番で外科に行きましたが腕が1.5倍ぐらいに腫れ上がって仕事どころじゃありませんでした。その日は破傷風予防の注射と抗生剤の点滴して、1週間毎日病院通い。飼い猫は何もなかったように穏やかに過ごしてるけど、やはり野生動物なんだなと感じた出来事でした。
3、傷を治すパッドなどを貼る、と書いてあるようですけれど、いわゆる湿潤療法用のパッドは、よく洗ったつもりでも細菌感染の可能性のある動物の傷にはあまり向いていなかったような気がします。普通の絆創膏でこまめに取り換えるほうがよさそうですね。たまたま悪い菌がいなくて大丈夫な人もいますが、万が一感染したときに表面だけふさがっているのが一番よくないので。
4、特に、ネコに噛まれた場合は、必ず近所の外科など、医療機関で診て貰ったほうが良いです。20年近く前ですが、ゴミを荒らすノラネコ退治で腕を噛まれました。消毒して絆創膏貼っただけにしてると、物凄く腫れて、発熱し、膿も溜まりました。近所の外科で、抗生物質貰ってやっと治りました。歯にとんでもない菌も宿るそうです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/a8daa5fec3ab302eaa638e19b3f8af2754f4a28c,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]