事件概要
2023年8月3日、静岡県御殿場口の富士山で、大阪府河内長野市に住む12歳の男子中学生が父親と下山中に行方不明となりました。午前3時頃、父親と友人1人とともに登山を開始し、午後7時15分に父親が警察に救助を要請しました。口論が原因で、父親と友人が男子中学生を残して先に進んでしまったことがきっかけです。
約3時間後、男子中学生は御殿場口8合目付近で発見され、低体温症の症状を訴えながらも、外傷は確認されませんでした。山小屋で休息をとった後、無事救助されました。
コメント
この事件は登山の際に求められる基本的な安全意識と責任感が欠如していたことを明らかにしています。父親が子どもを残して先に進んだという行動は、親としての責任感を著しく欠いています。このような場合、他の登山者やガイド、さらには登山道の安全管理を強化する必要があります。まず、登山者には事前に明確な計画を立て、特に子どもを伴う際は注意深く行動すべきです。次に、登山道にはもっと詳しい案内と、緊急時の対応を迅速に行える体制を整えるべきです。最後に、登山前の教育が不可欠であり、登山者に対して事前に安全講習を義務化すべきです。
登山の自由を謳歌することは素晴らしいですが、その裏にある責任を全うすることが、安全な登山のために最も重要な要素だと言えるでしょう。
ネットからのコメント
1、このような遭難案件でも無料というシステムが甘い日本。無謀な登山や海水浴、川遊び等の捜索には警察、消防、ボランティア等多くの人が関わる。費用負担はある程度必要だと思う。ヘリコプター等の高額費用が全て公費負担には無理がある。観光客等の迷惑行為が原因なら当然の容認費用負担をさせるべきだとも思う。
2、中学生くらいの子どもって反抗期だし、親もついカッとなることはあります。疲れているとイライラも増します。でも、家の中じゃないから。親としては突き放しても大丈夫かどうか、考えて行動しないといけませんよね。冷静な状況判断ができないような状態なら、子どもを連れて富士山に登れるだけの準備ができてないってことじゃないでしょうか。登山の準備って装備だけじゃなく、体力や心構えも必要なんですよね。あと、同行していた方もどうなのでしょう。私なら仲裁に入るし、親が子どもを置いていこうとしたら、自分だけでも子どもについて下りますが、大人が先に2人で下りてしまうってどういう状況だったんでしょうか。
3、えっ…はぐれたんじゃなくて置き去りにしましたってことか。山小屋で休息を取るなど息子が無理せずにいたから無事だっただけで低体温症ってことは山登りの夜間の装備も不十分だったんだろうし息子が無理して追いつこうと動いてたら重大な結果になった可能性もある。思春期ですから親子で喧嘩することもあるだろうけど富士山に置き去りにする父親なんて児相案件だろう。山での捜索依頼を安易に捉えてる利用者がいることも問題だが家族間の話としても見つかって良かったねで済ませて良い話じゃない。
4、親子喧嘩はあるでしょう。特にお互い疲労してたら冷静な判断も出来ないものです。ですが自然の中では頑張って抑えよう。救助にあってくださった方々に感謝の気持ちを忘れずに。命があって本当に良かった。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/e76c03524f5101162adf94312e158419c2e7c584,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]