昨年9月、千葉県松戸東署で勾留中だった20代男性がビタミン欠乏症「かっけ」を発症した疑いが判明。栄養不足が原因とされ、署で提供された弁当に揚げ物が多く、野菜がほとんど含まれていなかったことが判明した。手足のしびれや体のむくみを訴えた男性は、医師の診断を受けビタミン剤投与により回復。県警は同年12月末までに弁当業者に改善要望を出したが、留置人の体調不良が弁当に起因するかは断定せず業者との連携を強化するとコメント。かっけ発症は過去にも埼玉県警で類似ケースが確認され、提訴に至った事例もある。

今回の件は、留置所で提供される弁当が栄養不足であった可能性が指摘される深刻な事例です。留置人の健康管理において本来ならば基本的な食事の栄養価は確保されるべきですが、揚げ物主体で野菜がほとんどない食事が与えられた現状は、留置所制度が人権に対する配慮を欠いているという問題を露呈しています。
栄養不足による「かっけ」の発症は、適切な管理を怠ることで健康を直接的に脅かし、最悪の場合、命を奪いかねない事態です。
この問題の根本的要因を分析すると、まず弁当業者への監督が充分でなく、外部業者の選定基準に栄養価の具体的チェックが含まれていないことが挙げられます。また、留置人の健康検査が形骸化している可能性も否めません。さらに、過去に埼玉でも類似問題が発生していたことから、全国規模で食事管理の制度的欠陥が潜んでいると考えられます。
今後の解決策として、以下の具体策を提案します。第一に、定期的に栄養士を介入させ食事内容の監査を行うべきです。第二に、弁当業者への契約条件を厳格化し、栄養バランスに関する指針を義務付けることが不可欠です。第三に、全国規模での留置所の健康管理基準を統一し、人権侵害のリスクを回避するために厚生労働省や法務省が連携して監督を強化するべきです。
栄養の欠如が人権軽視の象徴とならないよう、制度の徹底改善が今求められています。適切な対応が取られることで、留置人としての権利が保護され、社会全体の信頼が回復されるべきです。
ネットからのコメント
1、勾留中という事は、まだ警察の捜査課程であって、有罪かどうか分からない方が含まれる。当然、捜査の結果不起訴だったり、裁判の結果無罪となる可能性もある。勾留者=犯罪者の様なコメントが多いけれど、そりゃ違うんじゃないの?そもそも弁当業者を選定したのは警察なのだから、弁当の問題は、そんな業者を選んだ委託者=警察の問題。業者に改善依頼とか、他人事の様な対応じゃイカンのでは?
2、勾留されている身であっても、栄養バランスの心配までしてもらえるとは。それまで他の者に症状が出ていなかったと考えると、勾留される以前の食生活に問題があったようにも感じます。
3、ちば電子調達システムで、落札した弁当業者とか1食あたりの金額はわかる。税抜き394円、千葉地検松戸支部・松戸警察署・松戸東警察署・流山警察署への納品分をまとめて落札しているみたい。過去の話なので仕様書までは見えてこないが、仕様書にどんな記載があったのかは気になるところ。「何キロカロリーを満たすこと」みたいな書き方で他の栄養素については客観的・明示的に記載がなかったとしたら、弁当業者は悪くないということになる。
他の栄養素について客観的・明示的に記載があったとしたら債務不履行。
4、ビタミンB1欠乏によるものです。普通に食事をしていれば、殆ど関係ないですが、過度なダイエットや、アルコール常飲者はなりやすい。勾留期間が不明ですが、もともと潜在的にビタミンB1不足だったなどの背景も考えられます。そうじゃなきゃ、これまで同じ弁当を食べていた被疑者たちが全員、脚気になっていると思います。逮捕勾留されている人の栄養状態まで面倒を見なければならない警察は大変だと思いますし、単に警察の対応に批判を向けるのは違うと思います。もともと潜在的にある病気について、非医療従事者である警察官が配慮するのは難しいと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/d08aa5cd5945625fa6093e66b2b1aced2b182f0a,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]