御蔵島(東京都)で、準絶滅危惧種のオオミズナギドリが、野生化したネコに年間3万羽以上捕食されていることが、森林総合研究所などの調査で明らかになった。調査チームは、ノネコのフンを調べ、1匹が年330羽を捕食する推定結果を得て、捕食数が年3万4980羽に上ると予測。オオミズナギドリは1970年代後半には175万羽以上いたが、2016年には10万羽に激減。
調査により捕食時期が予想より早いことも判明し、捕獲対策強化が求められている。
現状、御蔵島は国立公園に指定されているが、ノネコによる影響を減らすためには、捕獲のための人手と機材が増強される必要があるとの指摘がなされている。
ネットからのコメント
1、ノネコに餌をあげる人が多いので罰則を設ける事が必要かもしれませんね。近くに住んでいる人に被害が出る事もあるので捕まえるしか無いですね。それと、ペットショップにチップ埋め込みを義務化して買った人が捨てた場合や逃がした場合の罰金も設ける事をすれば安易に買う人も少なくなります。罰金も払わない人はブラックリストに載せるなど対応して財産を抑える所まで必要です。
2、各地で日本の生態系を保護するため積極的に駆除されているマングースやアライグマ、カミツキガメやウシガエル。
彼らと同じ侵略的外来種である猫が駆除されないのはどういうことだろう。野良猫などというグレーゾーンを設けて特別扱い。日本の在来生物の命を犠牲にしながら愛護団体や保健所が猫を野外でのさばらせている現状は憂慮すべき事だと思います。猫が媒介するSFTSやツツガムシ病などが取り沙汰される今、餌やりや外飼いの禁止、ICチップ・去勢の義務付け、野良猫の駆除を再開する必要があるのではないでしょうか。
3、ミズナギドリは動きが鈍いし、陸からすぐ飛び立つ事ができないので、このままでは島のミズナギドリが絶滅しますよねでも猫を捕獲すると、猫に罪はない、猫を捕獲するな、とか抗議する人も出るんじゃないですかマスコミに情報提供せずに粛々と捕獲でお願いします
4、オオミズナギドリは地面に巣穴を掘ることもありますが、捕食者に狙われにくい、より安全な崖に巣を作る事が多い鳥です。しかしイエネコは身体能力が高く、少々の崖は苦にしませんし、小回りも利きます。オオミズナギドリの元来の繁殖地の多くには居ない生物でしょう。それだけに御蔵島でのネコの野生化は未然に防ぐことが出来なかったことは悔やまれます。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/5afcd67ef39a3e9d840cea924333a036bb7ec469,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]