事件概要:
米国とイランは核開発計画を巡る停戦と協議を延長することで合意した。この合意の有効期間は60日間とされているが、トランプ米大統領の承認を待つ状況にある。ホルムズ海峡における機雷撤去や通航制限解除が焦点となる一方、両国は直近でも衝突が続き、イランが米軍基地を標的とする攻撃を行ったほか、米軍がイランの自爆型ドローンを撃墜した。さらにイランはペルシャ湾通航ルールを新設し、最大200万ドルの支払いを要求する場面も見受けられる。合意の進展に期待する声があるものの、双方の緊張感が依然として残っている。
コメント:
昨今の米国とイランによる交渉は、政治の中枢を欠く歪んだ均衡を露呈している。核兵器の拡散を防ぐ国際的な目標と人命の保護という根本的な意義が、両国の軍事的対立と経済的利害の衝突によりかき消される状況は看過しがたい。まず、恐るべき問題は停戦の延長のみが報じられる中、恒久的な解決策がいまだ模索されていない点にある。両国が衝突と報復を繰り返す予測可能なサイクルに留まり続ければ、和平への道筋は限りなく遠のくだろう。
制度的欠陥として、経済制裁のみを頼る短絡的な方針、ホルムズ海峡を巡る通航制限に対する国際社会の対応の遅れ、そして両国の無責任な軍事行動の相互連鎖が挙げられる。これを是正するには、責任を負う第三国を介した代替的な紛争解決メカニズムの創設、国際的監査団による停戦協定の履行管理、さらに核問題に関する多国間協議の復活などの具体的な手段が不可欠だ。
和平とは単なる条文以上のものであり、根本的な相互理解と未来への責任が実現されることで初めてその価値を持つ。現状の停戦延長が命運を左右する最後の機会ではなく、双方が長期的な和解を試みる第一歩となることを切に願う。
ネットからのコメント
1、ここ数か月の流れを見ると、また同じパターンかという印象です。トランプ氏側が「イランとの合意が近い」「話がまとまった」と発信しても、イラン側は「そんな確認はない」あるいは否定する。その後、トランプ氏が「イランは本当は合意したがっているが、私は納得していない」と強気の姿勢を見せる、この繰り返しです。もうコントですね。もちろん交渉の駆け引きもあるでしょう。
ただ、アメリカ国内では物価高への不満も強く、トランプ氏の焦りも頂点に達しているように見えます。成果を急ぐあまり、ちぐはぐな言動が日々繰り返されています。トランプ氏は、少なくとも今は、世界に安心感を与える存在というより、不安定要因そのものです。
2、また金曜日で相場が動くことになるのでしょうか。トランプが掲げる3つのレッドラインにイランが飲めない2つの各関連が含まれている事で、望みは低いように見えます。ベッセント財務長官は記者会見で、「トランプ大統領は米国民や米国にとって不利益となる合意を結ぶことはない」と語ったそうですが、この米国民はイスラエルに置き換えて読む方が実情に近い気がします。
3、この前、鹿児島県の知覧特攻平和会館に行きました。17歳~30代前半の若者の遺書だったりなどが展示してあり、遺書を読み本気で涙しました。ここに行くと、いかに戦争がよろしくない事かよくわかります。今、戦争をしている国の方々に是非ここに来て、戦争を止めてほしいと思いました。
4、昨年10月に国防総省が導入した「取材規制」(未公表の情報を報じる場合に当局者の事前承認を求める規則等)以降は、当局者が発した情報について、アクシオスがそのまま報道するケースが増加している。
その中には、裏付けが確認できない報道も多い。残念ながら、アクシオスは当局者に利用されているのではないか。当記事の内容も、にわかには信じがたい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/234c26ab490d72134c990fc05de50aa361e4540f,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]