中国の航空会社4社がエアバス製の航空機を合計145機発注し、約3兆円相当の巨額投資に踏み切った。一方で、中国政府は日本への渡航制限を設け、団体旅行を停止させる一方で収益確保を狙い、羽田発着枠など重要な路線は維持している。地方空港への便は減らし、ポストコロナに向けた路線の最適化を進める姿勢が伺える。この状況下、日本では観光公害や違法民泊、白タク問題への締め付け強化の好機と捉える声もある。

政治的緊張がある中で訪日客数は減少しているが、その質重視への方針転換が期待される。

中国政府による日本への「制裁」は、表面的な緊張を作り出しつつ、航空業界の内部事情を巧みに操作し、収益性を追求している状況が興味深い。羽田発着枠は維持しつつも、収益性が低い地方路線を減便とする対応は、日本を標的にした制裁というより、政治的パフォーマンスとして機能している面が際立ちます。この背景には、飛行機の購入と利用の効率性を重視した実利主義が働いていることが窺えます。

しかし、国内では観光公害や違法民泊の問題が深刻化しており、渡航制限による観光客減少は地域社会を守る一助となる可能性もあります。それと同時に、地方空港の減便がもたらす経済的打撃も無視できません。まず、地元経済を支えるインフラ開発を強化し、ビザ規制や観光客の質向上を目指す施策を進める必要があります。

また、日本には外国発着枠の交渉力があるはずであり、長期的なインバウンドの質を確保するため、中国側に冷静かつ強力な意思表示を継続すべきです。

中国の独裁体制が経済や外交判断に影響を与える中、日本は内外の変化に機敏に反応し、国内外の利益を守り抜く点で善策を講じるべきでしょう。国交や市場に対する節度ある姿勢が、良好な未来を築く鍵となると言えます。

ネットからのコメント

1、最近、成田ナンバーでハイヤー登録した緑ナンバーの車が増えたけど、運転手は私服だし日本人っぽくないし、実際には白タクと変わらない。ちゃんと2種免許取っているのか確認した方がいい。

2、関東は在日中国人の割合が現在50%だから、逆にますます増加していく感じになりそうですね。観光需要の大きく飽和状態になっていた関西で減ってくれたのは他の観光客を呼び込めるのでメリットは大きいとは思います。地方の中国直行便のある都市に関しては直近での影響は大きいとは思いますが、中国頼みから離れる戦略を考えることで必ず持ち返すとは思います。

3、簡単な話で発着枠を失えば次に取れるのはいつになるかわからないから。

同じ理由で成田・福岡・新千歳はそう簡単には減らさない代わりに発着枠の縛りが無いに近くて・需要も少ない地方ほど狙い撃ちのように減便しているだけです。

4、以前成田から中国東方航空にのり上海に行く際に出発時間になれど搭乗できずグランドスタッフに聞いたところ、上海空港側が空港の問題があり出発許可が出ないと言う事がありました。その時期毎日遅れてましたので乗り継ぎがあったのですが到着遅れもあり飛行機を乗り遅れた経験があります。定時運行が出来ない便は発着枠を没収するとかすべきな気がします。相手方都合は中国はよくあるみたいです。中国のナショナルフラッグは国の指示により規制が容易にかけられるため定時運行がか叶わなくなる事が多いと中国人の知り合いから聞いた事があります。欠航とかね。