民間ロケット会社「スペースワン」は1日、小型ロケット「カイロス」3号機の打ち上げを予定していましたが、30分前に中止を決定しました。その理由は、打ち上げ前に行った上空の風の観測で、空気抵抗が増す高度約10キロ付近の風が予想よりも弱かったためです。通常、冬には強い西風(ジェット気流)が発生しやすく、そのデータをもとに飛行計画を立てていましたが、当日は春先に近い気象条件で、風が予定よりかなり弱いことが判明しました。このような予想外の条件では、ロケットの揺れ方や力のかかり方が変化する可能性があり、安全が確保できないと判断されました。スペースワンは次回打ち上げを最速で4日に検討しています。

この事件は、一見「風が弱くて中止」という理解しづらい点に一般人として不満を感じるかもしれませんが、風の「弱さ」よりも「想定との差」が問題であることは重要です。
ロケットの飛行は繊細なバランスの上で成立しており、当日の気象条件が計画と大きく異なることで安全性が脅かされる場合があります。この中止判断は予測制度の限界を示すものであり、今後の技術と判断力の向上が求められます。
解決策として、まず実際の気象条件に対応できる飛行計画の柔軟性を向上させる必要があります。次に、日々の気象データの解析をより精緻にし、異常気象の予測精度を高めることが求められます。さらに、打ち上げ当日に備え、風の変動に即応できるリアルタイムの追跡システムを構築することも有益でしょう。
この問題は科学技術が直面する課題の一端であり、安全運行を最優先に考慮する企業の姿勢が示されています。今後の技術革新への期待が高まります。
ネットからのコメント
1、言いたいことは分かるがそれでは商業ベースに乗せるのは無理なのではないか。もちろん学術的な積み重ね無しに商売になるとは思っていないけども、この好天で打ち上げられないなら最初から設計が間違っているのではないかと思ってしまう。
2、3度目だけに絶対失敗を回避しようとして特に慎重になっているのか。
上空の風の状態が直前にならないと分からないのでは、打ち上げ場に有料で観客を集める事自体無理がある。もちろん中止の場合はありうるということは納得しているだろうが、直前にならないと分からない、特に今日のような好条件と思える条件でも打ち上がらない、となるとさすがに返金しろ、となるのでは。 軽量だけに簡単に打ち上げられるような触れ込みだったが、細いロケット故に打ち上げ条件が厳しいとなれば商業化は無理そうだ。
3、気象条件は重要だとは思うが、この好天で発射出来ないような繊細さ臆病さでは一生成功は厳しいと思う。何日後かにまたやるようだけど、この天気でダメならずっとダメでしょう。
4、専門家ではない我々素人が安易に批判する問題ではない。衛星軌道に衛星を打ち上げるのが目的なので、そりゃ経験もないんだから慎重になるのは当然では?JAXAが協力してますと言うが、JAXAの扱うロケットとは大きさも出力も何から何まで小型だ。大型なら強力な推進力で外力をねじ伏せられるだろうが、小型なら推力に対して外力の影響を受けやすいだろう。
失敗すれば批判して、延期すればこれまた批判。成功するか、失敗して辞めますと言うまで黙って見てるって事できないでしょうか?批判は結局できませんでしたとなった時にすればいい。今はまだ批判するタイミングじゃないだろ。私はそう思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/4e42ad8d8cd061b4a1c40b78e4d250cc00c1226f,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]