中国の不動産バブルが2025年に崩壊し、推定4400万戸・約440兆円相当の住宅在庫を含む莫大な不良債権が顕在化。高速鉄道や空港など利用者の少ないインフラも債務化し、地方政府は職員給与を滞納。GDP成長率5.2%との政府発表は信頼性が疑問視され、資金不足のため政府は一部金融機関のみを救済。全体の処理には数千兆~1京円規模が必要とされ、根本解決は困難な状況となっている。
経済の規模と資金の潤沢さを誇ってきた国が、実態は巨額の不良債権の山に覆われている。この異常は、不動産偏重の成長戦略と、政治的意地で放置されてきた債務構造に起因する。制度上の監査の独立性欠如、地方政府の無謀なインフラ投資、統計データの不透明さが危機を増幅させた。対策は明確だ。第一に、全債務規模の正確な開示と第三者による監査の義務化。第二に、不良債権を切り離す「バッドバンク」の大規模設立と透明な競売制度の運用。第三に、地方財政の歳入構造改革と土地依存からの脱却。真実を覆い隠しながら延命する現状は、負債の爆弾に火薬を足すようなものだ。見栄えだけの繁栄と、持続可能な経済との価値観の差は歴然である。後者を選べなければ、この崩壊は単なる序章に過ぎない。
ネットからのコメント
1、中国の一番の問題は土地が共産党の物で、売買したのは、借地権と上物って事なんだよ。
日本の場合は最悪でも土地の所有権が有るから寝かせるって事が出来るけど、中国ではそれが出来ない所か、経年劣化で価値が最悪目減りする。どうしようもないんだよね。しかも高層じゃなくて超高層。上下水道の老朽化の交換さえ莫大な費用が掛かる。
2、中国の怖いところは実態がわからないことだよな公表する数字はほとんど当てにならない輸出入ぐらいではないかな(反面調査ができるから)不良債権は物凄い数字であることは間違いないだろうけど、政府の財政状況がわからないから、処理できるかも不明まあ少なくとも中国への投資は今後控えたほうがいいのは確か中国のバブルが崩壊したら日本にも影響はあるだろうけど、チャンスでもある
3、中国のマンションは、寿命が短いため20年前後で放棄されて建物が倒壊しながら資産価値ゼロで全部チャラになるのではないでしょうか。剥き出しの躯体だけになった廃墟群が、中国や韓国、日本などアジア各地で見られ、バブルの遺構もしくは愚者の象徴として歴史遺産登録され旅人たちを楽しませることは、はるかな先の未来に起こり得ることでしょう。
4、儲かるとわかればモラルなく突っ走るその結果が過剰生産、過剰在庫、過当競争、市場崩壊住宅は輸出する訳にもいかない内需商品だから真っ先に顕在化するけど、EVどころか全ての産業に当てはまる事象だからね。次にヤバいと言われるのはどこになるやら…
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/ee776f5f54d8f55d88bc3882cc299ed2c480397d,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]