事件概要:2025年7月、北海道福島町で新聞配達員がヒグマに襲われ死亡する事件が発生。その後、町内に初の「ヒグマ警報」が出され、6日後にハンターがクマを発見し駆除。体長2メートル以上、重さ200kg超のクマであった。駆除後、町や道には駆除に反対する苦情が殺到し、特に道外からの電話が多かった。環境大臣は過度な苦情が自治体や職員の対応に支障をきたす懸念を表明。
一方、来月から市街地でクマが出没した場合、市町村の判断で猟銃使用が可能となる改正法が施行予定。
コメント:人と野生動物の共生は難しい問題です。しかし、今回のような命に関わる事故を防ぐためには、即応できる体制が整っていなければなりません。クマの駆除を巡る苦情は、その背後にある深刻な現実を無視した感情的な反応に過ぎないのではないでしょうか。北海道の住民は、襲われた男性の家族や関係者の悲しみも理解しているはずです。それにもかかわらず、自治体やハンターに寄せられた苦情は、適切な対応をしている者たちへの無理解を示しています。駆除に反対する声も理解できますが、過度な批判が現場を萎縮させる危険があり、むしろ命を守るための迅速な判断を妨げてしまう恐れがあります。具体的な解決策としては、今後は住民と専門家との対話を重ね、共生のための教育と具体的な施策を強化すべきです。
また、事故が起こった際の対応マニュアルを市民に浸透させ、クマと人間が共存できる新たな道を模索することが急務です。
ネットからのコメント
1、獣害事件というと過去に色々ありますが、人間と野生動物の共生は一筋縄にはいかないと思う。畑の作物を荒らされたり、飼っている鶏を食べられたり、人にまで危害が及ぶようになってきて、ニュースでも大々的に取り上げられるようになりました。犬や猫や金魚などは人が管理してあげて生きていけるペットと呼ばれるものたちですが、野生動物となると生きるために研ぎ澄まされた感覚で生きていると思います。木の実など山の食べ物が不作だと人里へも進出してきて行動範囲を拡げていると思います。彼らは親子で出歩く時もありますが、個体個体にテリトリーがあると思います。人の生活域まで進出し、実際に住人に被害が及んだ場合、駆除するしかないのが実情だと思います。熊は皮膚が分厚く硬いため刃物より銃火器が用いられたりしますが、それは人間の生活の場で人間を守るためには仕方のないことかもしれません。
2、以前に佐竹さんが言っていたガチャ切り一択も大いに有りかと思うものの、結局 クレームばかりで対処で堂々巡りとなるなら、迷惑条例と言う強制力も選択肢に入って然るべきじゃないんですか。
それだけ熊が山を頻繁に降りてくる事からは、難なく餌にありつける事を学習しているものとしか思えず、住民の方々の安全である住環境が確保されて当然なのでは。恐怖に慄くだけの生活を強いられるなど、どう見ても健全とは言えないのだし、熊の駆除は無論、そこに不合理な感情論が入る余地は無いと率直にそう思います。
3、北海道外の方はツキノワグマとヒグマの違いがわからない方が多いのかな?一度獲物ないしは敵と見なしたものへの狂暴さと執着はツキノワグマの比ではないんだがな。人間を襲った熊は駆除しなければ再び人間を襲う可能性が高いんですがねぇ。
4、クマとの共生とは『住み分けて共に生きていくということ』です。けっして『一緒に生活していくこと』ではありません。そのためにも増えすぎた個体は減らす。残った個体は人に近付かないように、人間は怖いと認識させて人間の食べ物の味も覚えさせないようにすることが重要です。昭和自体はそうして共生してきました。昔からの知恵に頼り元の状態に戻すしかありません。できないなら逃げ出すしかありません。
人間はクマ可哀想なんて言ってますが、クマにそんな感情はありません。手をこまねいているうちにドンドン攻め込まれるだけです。もうやるかやられるか二つに一つ、事態はそれくらい深刻だと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/6e5f375b8866361af3533844d048b6df40aa8eda,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]