青森県で震度5強を観測した地震に関連して、「人工地震」など根拠のないデマがSNSで拡散された。震源は三陸沖で、21日までにその内容が6000件以上投稿されており、追従する投稿もある中で、デマを指摘する内容は全体のわずか2割。特定の探査船が地震を引き起こしたという主張も散見されたが、海洋機構は否定。他にもAI生成とみられる偽動画が共有され、被害拡大の恐れが指摘された。専門家は、公的機関の情報確認を推奨している。

科学的根拠を欠いた「人工地震」説の拡散は、現代のリスクコミュニケーションの深刻な課題を示しています。災害に関するデマは個人の不安につけ込み、真実と錯誤を混在させ、混乱を招きます。この問題の核心は、情報リテラシーの不足とプラットフォームの監視機能の限界にあります。その結果、SNS経由で信頼されない情報が迅速かつ広範に流通し、人々の判断を狂わせる事態を生んでいます。
具体策として、第一に、メディアリテラシーの普及教育を行い、情報の真偽を見抜く力を養う必要があります。さらに、SNS運営企業にはデマ発信を防ぐ高度なアルゴリズム監視と早期警告システムの導入を促すべきです。最後に、災害情報を専門家と連携して迅速に広げる公的機関の活動強化が求められます。
これらの対策を怠れば、社会的混乱がさらに拡大し、真に必要な支援や注意喚起が阻害される可能性があります。責任ある情報行動が個々の選択に依存する社会では、真実の価値を見失わないことが最大の防衛策です。
ネットからのコメント
1、人工地震に限らず、特定の日時で地震が来るとか、悪意はないのだろうが地震のメカニズムを理解していないからかマグニチュードに対して震度や津波が小さいから前震で必ず本震がくる!なんて間違ったことを平気で言い、それに同調する人がいるのも恐ろしい。備えるのは大事だけど間違った情報を拡散、信じるのは備えるとは別物。
2、最近ユーチューブを見ていると生成AIで作ったコンテンツの花盛りだ。いろいろなアレンジをして投稿している。
見る限りでは実在の人が演奏や歌唱しているようで、全く区別がつかない。簡単にいってボタン一つで作れてしまうのです。今までだ人が集まり練習をしてコピーをしていたのです。もう生成AIではどんなものでも作れます。災害も事故も犯罪映像も簡単に作れます。そしてそれが実在か作られたものか専門家でも区別することが困難になっています。ネットに流れている情報は絶えず「本当ではないのではないか」という見方をしていないと、簡単にだまされます。
3、昔も今もデマほど早く広まりやすい印象。1973年に愛知県で起きた「豊川信用金庫事件」では、通学電車の中での女子高生3人の何気ない会話から、窓口が制御不能なパニックに陥ってしまった。更に、現代のSNS社会では、当時よりも遥かに速く、広く、不正確な情報が拡散してしまう。集団心理は容易に暴走するため、受け手がリテラシーを身につけ、情報の出所や真偽を十分に確認することが大事だと思う。
4、地震を人工的に起こすには、海底で水爆数百個分を 同時に爆破させても、なかなかうまくいかないと聞いた事が有ります。
地震は、地球の壮大なる地殻変動の結果により発生します。過去の苦い経験を踏まえて、政府や気象庁の正確な予知や、避難誘導の進化を期待します。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/02afc67e72cc94e85ef362b471c8f70ec7793780,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]