10月15日、高市早苗首相はローマでイタリアのメローニ首相と会談し、宇宙開発や先端技術分野での協力強化に関する共同声明を発表した。会談は日本首相のイタリア訪問として約3年ぶりであり、トランプ米大統領のイラン戦闘終結合意を受けた国際情勢や、安全保障、エネルギー供給網についての連携が議論された。さらに、重要鉱物や半導体のサプライチェーン強化の覚書が締結され、東京のラピダス社とイタリア側の協力文書も取り交わされた。両首脳はホルムズ海峡の安全確保と「自由で開かれたインド太平洋」の推進についても合意した。

先端技術分野で日本とイタリアの協力を深めることは歓迎すべき動きではありますが、重要なのはその恩恵を「誰が」「どのように」享受するかという点です。特に半導体や鉱物資源は、経済戦略上の重要性のみならず、環境や人権問題にも密接に絡んでいます。
国際的な供給網を強化する際には、資源採掘地域での労働環境や倫理的問題が見過ごされがちです。加えて、ホルムズ海峡の安全策や中国対応についての合意は、具体性に乏しく、今後の実行可能性に疑問が残ります。
解決のためには以下の観点が必要です:
重要鉱物の調達における環境・人権負荷の低減を担保する国際基準の策定。半導体国産化に向けた透明性のある公的支援策の設計。地政学的リスクに依存しないエネルギー安全保障戦略の構築。目先の利益や曖昧な会談成果に満足するべきではなく、綿密で実行可能な戦略を求める国民の目線を忘れてはなりません。新たな協力関係が、単なる「声明」以上の価値を持つべき時です。
ネットからのコメント
1、戦闘機開発がその先駆けですかね。ドイツも恐らく参加か購入かだし、英も参加だし、日本がEUに大分食い込めてるから良しとしましょう。アメリカ頼みだけでは切り捨てられた時はヤバいので、EUと共同歩調組めるのは良いと思います。
2、日本の強みは、他国では成し得ないことを実現できる高い技術力です。器の小さな大国に盗まれないよう気を付けるとともに、思想を同じくする民主主義国家との連携協調を、これまで以上に深めることが必要と思います。
3、日経平均がまもなく7万円に乗るが、けん引しているのはほぼ半導体。その他の経済は物価高と燃料不足で、まるでオイルショックの時のよう。対策はしてくれているだろうが、焼け石に水みたい。本当に頑張って実績を残し、国民から愛された歴史に名を残す総理になって欲しい。
4、イタリアにどんな先端技術があるのか不勉強なのでわからない。思いつくのはアルファロメオとフェラーリぐらいだ。メローニ首相のうちはいいが政権が代わってカネがないと言い出しかねない。次期戦闘機開発ですでにイギリスがカネがないとゴネ始めた。2035年には日本で実戦配備の予定だが、はやく初飛行をみたい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/96ca11816816ea93d841ffa90e53a0cfee777603,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]