今年に入ってから報告されているマダニ媒介の感染症「SFTS(重症熱性血小板減少症候群)」の感染者数が78人に達し、昨年同時期(76人)の記録を上回るペースで増加しています。この病気は、ウイルスを保有するマダニにかまれることで発症し、発熱やおう吐などの症状のほか、重症化すると死亡のリスクがあるとされています。厚生労働省は肌の露出を控えるよう注意喚起していますが、患者増加の背景には医療機関の報告体制の強化や普及啓発の不足がある可能性も指摘されています。

現状の感染拡大は重大です。この問題は単なる自然環境への注意だけでは済まされない、社会的・制度的な課題を抱えています。まず、感染経路に関する知識の普及が十分でない点が浮き彫りです。草むらや農村地域以外でも、都市部近郊での感染事例が確認されつつあるにもかかわらず、具体的な感染防止対策が生活の中で定着していないことが一因と考えられます。
また、国や自治体による監視体制が、これまで感染例の少なかった地域では不十分である可能性も否定できません。
そこで、対策として以下を提案します:
1.マダニ生息地マップの公開および更新を頻繁に行い、地域住民への情報提供を強化する。
2.小学校や中学校などの教育現場での予防啓発活動を必須化し、早期から予防意識を形成する。
3.ワクチンや特効薬の早期研究・開発を国際的な学術機関とも連携して進める。
この問題は、単に「注意喚起」にとどめるべきではありません。我々の日常生活が安全であると信じる基盤そのものに直結する課題です。積極的な政策と市民の協力で、現状を転換すべきタイミングに来ています。
ネットからのコメント
1、登山人口が増えてることや外来動物が運んでることもあるかもしれませんが、少なくとも、鹿が爆増してあちこちにマダニを運んでることはあると思います。
伊吹山の崩落や高山植物を食べ尽くすなど、鹿の問題はマダニにとどまりません。「かわいそう」とかいって反対する人もいると思いますが、一定の予算をつけて管理していくことは必要ですよね。
2、とにかく野生動物などには近寄らないことでしょうね。奈良の鹿にもマダニが付着していることがあると聞きますから、鹿やアライグマやハクビシンなど都内でも増えている動物にもマダニがいるかもしれませんし、気をつけないと命を落とすことになるかもしれない。昔はマダニなんて言葉を聞くこともなかったのになんでこんなに増えてるんでしょうね。
3、アウトドア好きです。過去に3回噛まれました。1回は数日経過していたため皮膚科で切開して取ってもらい、2・3回目は口吻が接着する前だったのか、すぐ取れたので医者にはかかりませんでした。家族には、熱が出て倒れたらマダニに噛まれたことがあると医者に伝えてくれと言い含めましたが、なんともなかったです。マダニは上から降って来たり、ペットから自分に伝ってきたり、しかも吸血して膨れなければ小さくて見つけにくいです。
予防もですが、帰って来てからしばらくは身体中をくまなく点検しましょう。
4、わたし、生き物の分野の端っこにいる人間。山にも入るし藪こきもする。夏でも長袖長ズボン。ズボンの裾は靴下の中にしまい、長靴か胴長着用。袖先はゴム長手か軍手。出来れば袖も手袋にしまう。クビにはタオル、首筋に日焼け止めのあるツバの広い帽子か、ブユが多いところなら蚊帳付きの帽子。これで行動することが多い。これなら大型の野生生物とハチ以外なら大抵何とかなる。ヤマビルは被害軽減できるが油断は出来ない。樹上に居るハブは駄目。近年の夏の暑さは長袖なだけで倒れそうになるけれど、このくらいしておかないとなにが出るかわからない。農作業とかは限度もありますが、それ以外でフィールドに入る人はお気をつけて。なお、この格好で山とか沢筋から出てくるので(しかも複数人の時もある)、人に見られるとビビられる。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/596f255362067f4d6d1806e2fa12ecfa4671e8e7,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]