政府が皇族数の確保策を進めるため、皇室典範改正に関する法律の骨子案を公表しました。内容には、旧宮家の男系男子を養子とする案や、女性皇族が婚姻後も皇族の身分を保つ案が含まれています。具体的には、15歳以上で配偶者や子がいない旧宮家の男子を養子とする仕組みを新設。また、皇族数の動向を見つつ、30年ごとに制度を見直すとしています。本日午後3時、木原官房長官が衆参議長・副議長に骨子案を説明しました。

近代国家において皇室を維持するための取り組みが必要であることは理解できます。しかし、今回の骨子案に含まれる「旧宮家の男系男子養子案」や「婚姻後も皇族身分を保つ女性皇族に関する規定」は、多くの疑問を投げかけます。
まず、「皇族の意義」とは何か、国民全体で再考する機会があったのでしょうか。この案の根底には、旧宮家の復帰という歴史的背景への依存が見られますが、戦後の日本が歩んだ「象徴天皇制」という現代的価値観との乖離は否定できません。
また、15歳以上の男子に限定する養子制度は、性別や年齢による差別の可能性を孕み、普遍的な価値観に基づく議論が求められます。
解決策として、以下が考えられます。
国民的議論を経て、皇室制度の根本的改革を行う。養子制度に頼らず、象徴天皇制の本質に合致する形に皇族数の縮減を進める。性別や年齢に縛られない包括的な制度設計を検討する。皇室制度は、国民の敬愛と信頼を土台に成り立ちます。過去の慣習を優先するのではなく、時代に合った持続可能な方策を打ち立てるべきではないでしょうか。
ネットからのコメント
1、敬宮愛子さまの立太子を望みます。天皇家で生まれ育ち 天皇陛下のなさり様を間近でご覧になり皇族として最も重要なお心や資質を培われました。皇位継承問題を避ける事なく、早急に議論を開始するべきと思います。一部の政治家の都合だけで、国の根幹である皇室典範を動かす事は賛同いたしかねます。多数の政治家が一部の政治家の思いに同調した形の立法府の総意は 無理があります。国民の総意であるならば 民意を尊重すべきと思います。
2、皇室が何のためにあるのか、天皇とは何のために存在するのかを考えたときに、今の時代は国民に寄り添い、国の内外を問わずに多くの様々な立場の人々と良い関係を築いていく必要があります。それが出来るのは今上陛下の長子である愛子さまだけだと思います。今後も今上天皇ご一家のご活躍と愛子さまの立太子を期待します。
3、今回の骨子案で示された「旧宮家の男系男子を15歳以上で養子に」という基準は、制度として極めて説得力を欠きます。民法上、15歳から養子縁組の意思表示が可能とはいえ、皇族となることは単なる家庭環境の選択ではなく、一生の職業選択・プライバシー・生活の自由を大きく制約する不可逆的な決断です。これほど重い人生選択を、まだ進路すら固まらない年齢に委ねる合理性は見いだし難いです。むしろ「成人では誰も応じないため、判断能力が未成熟な段階で決めさせたいのでは」との疑念すら感じます。また、未成年養子には本来家裁の審査が必要ですが、皇室養子では政治家中心の皇室会議が代替する可能性とするなら、適切な保護が担保されるかも不透明です。
結果として、15歳基準は制度的にも倫理的にも無理があり、皇族数確保策としての実効性も乏しいと言わざるを得ません。
4、養子を迎えた段階でいったん天皇と皇室は国民の総意に基づいた象徴という役割を終えることになるんだろうな。あとは皇統の維持のみが目的となるに過ぎないのではないか。精神的な結びつきは一旦綻ぶととても弱い。尊いとされるものは安直さと相容れない。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/f22ad440c6cb5ab650c0b1aa1bb8a3eeff0cfc9d,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]