事件概要:DAZNがサッカーW杯配信に関する「月額980円」の料金表記で批判を受けた問題。契約時に初期の3カ月間のみ980円で、その後月額2600円に移行する年間契約が前提となり、途中解約が不可。この仕組みが多くの契約者の予測を裏切り炎上、SNSで批判を浴びた。背景には「ダークパターン」という消費者を事業者有利に誘導する画面設計があり、被害規模は1兆円に達すると推計。DAZNはその後対応の見直しを進めたが、ダークパターンが全体的な社会問題として浮き彫りになった。

コメント:現状のDAZNの問題は、「消費者の冷静な理解力不足」が原因ではなく、企業が仕掛けた巧妙な情報操作に根があります。「月額980円」の訴求が目立つ一方で、年間契約前提や途中解約不可という重要事項が契約時の視認性において欠けている。この手法は消費者の心理を巧妙に利用し、契約内容への誤解を招く典型的なダークパターンです。
このような手法が法で裁きにくい「グレーゾーン」に留まる現状が、問題解決の障害となっています。
まず、1つ目の解決策として、表示基準の法規定を強化し、料金体系や契約条件を明確に示す義務を企業に課すべきです。第二に、契約プロセスの中で必須事項の確認をユーザーに義務付けるよう設計を制限する。さらに、消費者教育を行うための広報活動を積極的に展開し、ユーザー側の判断力を向上させる支援策も重要です。
「透明性を欠いた利益追求」は、一時的には企業に利益をもたらすかもしれませんが、その信用を崩壊させ、市場全体の成熟を阻害する結果をもたらします。企業には、短期的な収益ではなく、持続性ある信頼を基盤とした商慣習を追求する責任があります。
ネットからのコメント
1、マーケティング努力じゃないよ。工夫とか都合のいい言葉使ってるけど、月額2600円になる表記とか、書いてあっても注釈に書いてあるとかでしょ?価格ってのはちゃんと表記する義務があっていいはず。980円をデカく書くのは戦略としてあるとして、2600円はその980円のスペースに添える形で表記しなければならない、注釈は補足であって利用総額は契約の本質の部分だから注釈の部分に表記してましたが何か?で済むわけがない。
立派な詐欺として警察は動いた方がいいと思う。
2、ダークパターンは、かなり詐欺に近い不誠実な商売だと思います。問題は、条件がどこかに書いてあるかどうかではありません。大きく安い金額を見せ、重要な条件を見えにくくし、ユーザーが勘違いしたまま契約へ進むように設計しているなら、それは企業に有利な錯覚を作っているのと同じです。特にサブスクは、一度契約すると解約忘れや継続課金が起きやすい仕組みです。短期利用のつもりだった人に、年間契約や高額な総支払額が後から見えてくるなら、消費者の判断を尊重しているとは言えません。これはマーケティング努力ではなく、信頼を削る誘導だと思います。対策としては、契約前に月額ではなく総額を見ること、初回割引の終了後料金を見ること、最低契約期間と解約方法を確認することです。少しでも分かりにくい表示なら、その場で契約しない。安さよりも、分かりやすく誠実に説明している企業を選ぶことが一番の防衛策だと思います。
3、amazonでそのまま買い物をすると勝手にプライム会員にされるのもありましたね。
プライム会員にならない人はこちらから、みたいなボタンが真ん中に小さく書いてあって、気付かないまま支払ってた人もたくさんいただろうなと思います。ポップアップ広告が出てきても閉じるボタンを見つけにくい場所に見づらい配色で設置したりするのも地味にストレスですね。日本はEUのようにアメリカ企業だろうが中国企業だろうが消費者を欺く行為には相応の制裁を課してほしい。
4、世の中のほとんどがダークパターンですよ。DAZNの用に有利な選択肢だけを目立たせ、重要な注意書きを最小化で書いている。ボッタクリバーと同じですから。それと購入や入会は簡単1クリックなのに、解約手続きを極端に複雑にして諦めさせる、これもダークパターンです。この2つが代表的なダークパターン。なので世の中のほとんどがダークパターンと言えると思いますよ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/cf387bd05cba840c410a1247bf25cd5c2ec681f3,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]