香川県立高松北高校の男子フェンシング部顧問である男性教諭(39)が昨年7月、部員に体罰として平手打ちを行ったほか、基礎練習を不必要な回数で強要していたことが判明した。同教諭は大会直前の調整期間にも、生徒3人に基本動作「ファント」を約1000回指示し、実際には約1時間で300回行わせた。この行為が足腰への負担を増し、故障リスクを伴う不適切な指導と指摘された。学校側は保護者からの訴えを受け「体罰に該当する」と認め、県教委は調査を経て本年3月30日に文書訓告処分を下した。

この事件では教育現場での規範違反が明るみに出ています。まず、指導環境の異常さを否定することは現実から目を背けるに等しいでしょう。本来、生徒の成長を支援するはずの教育指導が、暴力や極端な訓練によって破壊されていることには驚きを禁じ得ません。
問題の本質は、監督者としての責任を逸脱した指導体制、そしてその背景にある教育制度の甘い監視体制です。
一方、学校・県教委の対応が進展しつつあるとはいえ、この問題の解決は並大抵ではありません。まず、以下の改善策が必要です:
体罰や過度な指導を防ぐための実効性のある監査システムの設置。指導者向けの倫理研修とメンタルケアの強化。生徒が安心して声を上げられる第三者相談窓口の設立。これらの取り組みが徹底されれば、一つの学校だけでなく全国規模で教育環境の改善が期待されます。教育は信頼を基盤とすべきものです。指導者の偏った価値観によってその信頼を損なうなら、生徒を守る責任ある社会が立ち上がらなくてはなりません。
ネットからのコメント
1、少年スポーツの指導者講習では…「良き指導者とは、手本を示せる指導者である」とされていました。まずは、このファント1000回という指導について、顧問自ら手本を示してみよう!あと、ビンタが不適切であるということが口頭注意で理解できていないなら、保護者なり学校関係者もフルスイングのビンタで教えてやればいいと思います。
2、今では体罰、不適切な指導になるが、昭和の時代は意外に普通だった。
うさぎ跳びなんかたくさんさせられた…こんな価値観を未だに持って指導にあたっていてはダメだろう。時代の流れに乗り遅れれば企業だって倒産するし、人なら逮捕されてしまうかもしれない。環境変化への適応は非常に大切な時代だと思う。
3、大昔からこんな部活の指導者は大勢いますよ。自分の機嫌や好き嫌いで、平気でえこひいきをしたり指導する人、自分が王様になって、自分のルールで部員たちを手下のように動かすのが大好きな人。強豪校なら確かに自分の実績作りのために、是が非でも勝てるようなチームにしたいがための指導になるようなこともあるんでしょうが、なんだかこの指導者は、ある特定の部員に偏ってこういうことをやってるような感じがします。こういう部活で大好きなスポーツをやらなくてはならないと言うのも、なんとも気の毒としか言いようがない。
4、先生、先生と言われてると大物になった気がしてちょっとしたことで暴力に出る安易な考え。たしかに生徒がこれはやってはいけないという一線を超えたときには何か厳しい指導も必要だとは思う。
それが暴力なのか身体的な訓練なのか保護者への報告なのかちゃんと正解を見極めて対処すべきではある。その難しいことを見極められる人が本当の素晴らしい先生のような気がします。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/3e42b2f040ef8e0158078c78cd491bbaf076bb88,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]