このニュースでは、維新の会の所属議員が、国民健康保険(国保)の支払いを逃れるために一般社団法人の理事に就任することで、国保の高額な負担を回避する手法を行っているとの疑惑が報じられました。この問題は、10日に大阪府議会本会議で自民党の府議によって取り上げられ、維新の吉村洋文代表が17日に中司宏幹事長に調査を指示しました。元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏は、この件について自身のSNSで、「禁止ルールがなければ適法」という感覚が組織に浸透しているかもしれないとコメントしています。

この事件は、政治倫理と制度の欠陥に関する問題を浮き彫りにしています。法律で禁止されていなければ何をしても良いという考え方が広がりつつあることが懸念されます。この状況は、制度の抜け穴を利用し、公共の利益を損なう行為を黙認する風潮を助長する恐れがあります。まず、制度に対する倫理研修の強化が必要です。公職に就く者は法律の字面だけでなく、その背後にある倫理について深く理解し、地域住民の信頼を得られる行動をとる義務があります。次に、国保制度そのものの透明性を向上させ、不正利用を防ぐ体制を整える必要があります。最後に、疑惑が持たれた場合には迅速かつ徹底的な調査を行い、必要な措置を講じる仕組みを確立することが重要です。政治とは本来、公衆のための奉仕であり、個人の利益を優先するような行為は絶対に認められません。
倫理が守られない政治からは何も生まれないことを、私たちは肝に銘じるべきです。
ネットからのコメント
1、まぁ藤田さんの還流の話の時の会見見ればわかるけど、ルールがなければ倫理的にアウトでも適法っていう考えであることは間違いない。維新はスキャンダルの多さと、現在の大阪府知事が、国政選挙で国民の代表として選ばれた訳ではないのにあんだけ政権の中枢に影響あるのはやばい。三権分立が、脅かされるって民主主義の根幹がやられることになる。
2、いや、一番駄目なのは大阪府知事が共同代表という立場で総理大臣と会談し国政に注文を付ける事だろ。他の46都道府県知事より明らかに大阪だけ意見を通しやすく出来るという特権が生まれているのだから。地理的に東京都知事は総理大臣と会談するのは難しくは無いがあくまでも総理と知事、連立与党の共同代表という立場は与党総裁と同格。国政に関しては吉村氏は出てくるべきではなく国会議員の方の共同代表が専任すべき、維新が大阪以外で支持されないのはこういう越権行為を平然とするイメージが有るからだと思うので。
3、維新と自民は何をしても法に触れていなければ問題無い、他党も同じ様な考えの議員もいてると思うが、圧倒的に維新、自民が多い、こんな党が政権として居てると思うと不安になります、野党ももっと頑張って下さい、正しい政治をして下さい、特に維新は今の日本の政治には必要無いと思います。
4、日本は既に三権分立では無いですね?立法と行政がごちゃごちゃ維新参加でさらに悪化してます司法も議員関係には緩い学校ではまだ三権分立教えてますか?先生はどう解説を?ニュース見てたら矛盾感じますよね?世を憂い丁寧に書かれた論評をしっかり読み込む人も少ない。今の内閣が大臣に力を与えず、総理の独断が横行している。国会追求は、一部の野党だけ。日本の三権分立は危機的です
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/48f3c1f404a1cdd69367c2671f0cd19d8060294e,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]