東京都渋谷区では、6月1日からポイ捨てに対する過料徴収の新たな取り組みを開始します。区の巡回指導員が対象者から2000円をその場で徴収し、キャッシュレス決済にも対応します。また、関連条例を改正し、店舗や自販機のごみ箱未設置の場合には5万円の過料を科す方向へ。ポイ捨て禁止の対象エリアは区内全域で、過料制度は4月1日に施行済み。区は1997年からポイ捨て罰金制度を設けていましたが実効性に課題があるため、罰金から行政罰へ変更。昨年度は路上喫煙の過料を約2万7000件科しており、ポイ捨て撲滅にも強い姿勢を見せています。

渋谷区の新しい過料制度には歓迎する部分もある一方、問題点も見受けられます。ポイ捨ては長年の課題であり、訪問者が多い繁華街としてモラル醸成の限界を指摘する区の認識は一理あります。しかし、単に罰則を科すだけでは人々の意識改革には限界があるのではないでしょうか。
本質的な問題は、公共の場にごみ箱が極端に少ない点と、短期間では根付かないモラル意識の欠如です。罰則とモラル啓発だけで解決するのは難しいでしょう。そこで、①区内全域にごみ箱設置を義務付け、清掃頻度を増やす、②観光客向けプロモーションを活用し、視覚的効果を伴うポイ捨て禁止キャンペーンを展開する、③罰金収入を公正に透明化し、利用目的を広く周知することで住民の信頼を得る、といった多角的な戦略が必要です。罰則だけではなく、環境への配慮の大切さを理解し、自主的行動へと促す方向が、持続可能な社会に繋がると信じています。この取り組みが一過性に終わらず、多くの良質な変化をもたらすことを期待します。
ネットからのコメント
1、強制力の弱い条例の罰金や罰則の強化は良いと思います。市政職員がいくら注意を呼び掛けても、改善される様子はありませんから。一方で駅構内やコンビニなどに設置されているゴミ箱にも、大量の家庭ゴミを捨てに来る人もいますし、対応に苦慮されている現状があります。あまりのマナーの悪さにゴミ箱を撤去されるケースも起きていますし、そのような場合にも法的な対処ができるとなお良いのですが。
2、この取り組みはもはや当然だと思うし、ここまでしなければもうどうしようもないレベルなんでしょう。しかし、通常の指導員位でそんなすんなりと回収できるもんなんでしょうか。平気でタバコをポイ捨てするような人なんて、かなりヤバそうな人多そう。指導員さんも相当大変だと思う。しかもこれって現行犯じゃないと難しいんじゃないでしょうかね。できれば、シュワルツェネッガーのような屈強ででかい男の人が複数人でやらないと、結構危険な場面もありそうな気がする。
3、ポイ捨ては結局のところ、一人ひとりの意識の問題ということになるかと思いますが、これだけ人が集まる街では、注意やお願いだけでは限界があるのだと思います。過料の導入には賛否あるでしょうが、一定の効果は期待できるのではないでしょうか。過料の支払いに、快く応じてくれる喫煙者ばかりではないだろうし、これから暑い中、巡回員さんたちも大変だろうと思います。安全に配慮して取り組んでほしいです。
4、キャッシング決済にも対応して、罰金をとるのは良い事だと思う気をつけないといけないのは、またこれをマネた詐欺が出て来る事です自転車のルール改正の時もそうでしたポイ捨て見つけて「はい、2000円」と言う人は、大変な役割だとも感じる…当然、暴言や嫌味も言われながらの徴収になるでしょうポイ捨て問題がこれで無くなるとは思えなくても、変化は出て来ると期待したいです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/b134c749093547c7c5c80ee5a6ac01ac6d70130f,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]