北海道大雪山系トムラウシ山にて、4日午後2時半頃、登山中の60歳代男性が体長1.5メートルのヒグマを約50メートル先で目撃。動けなくなった男性から話を聞いた福岡市や佐賀県の40~50歳代の男女3人も立ち往生し、合計4名が標高1724メートル付近の「前トム平」に留まった。午後4時頃、佐賀県の女性から110番通報があり、約3時間半後に北海道警ヘリコプターが現場に到着し全員救助された。幸い怪我はなかったものの、ヒグマ出没により緊迫した状況が発生した。

登山という自然の楽しみが、時折猛獣との遭遇という危険をはらむ現実を私たちに突きつけています。今回の救助劇が命の危険に至らなかったことは幸甚ですが、事実としてヒグマによる事故は毎年のように報じられており、その対策が日本の自然環境で生活する私たち全員にとって喫緊の課題です。
まず、登山者に対する注意喚起を強化すべきです。
目撃時の行動マニュアルや事例を含めた安全教育、ヒグマに特化した情報告知を徹底すること。次に、登山道への監視・警備を増強し、ヒグマの動態情報をリアルタイムで提供する仕組みの導入を推進すべきでしょう。また、事態収拾に関わる救助体制やヘリ出動時の基準を明確化・迅速化し、不測の事態における対応を安定させる必要があります。
自然との共存が求められる中で、人命を自然の脅威から確保することは社会としての最優先事項です。「偶然の救助劇」に終始せず、必要な予防策を講じることが、健全な登山文化の未来を守る鍵となります。
ネットからのコメント
1、1970年に起こった「福岡大学ワンダーフォーゲル部ヒグマ事件」が頭を過ぎった。無事でなによりであるが、元々ヒグマの生息領域にヒトが入っていってる。ヘリの救助費用は登山客が負担するとか、入山には山岳保険を必須にするとか、他の遭難救助事案もそうだが、個人の趣味に道民(県民)の税金が使われる構造を、変えていかなくてはならないと思う。
2、どう考えても熊が居る場所に敢えて入り込んでおいて、本当に熊が出たら他人の助けを期待する。
これは余りにも自分勝手な迷惑行為。今の日本の、特に北海道から東北地方は、基本的に山に入れる状態じゃないでしょう。登山やハイキングが好きなのは個人の自由だが、趣味の世界に警察を巻き込むのは身勝手。自分で対処できるというごく特殊な人以外は、今は登山を自粛するか、熊の少ない四国や九州で我慢するべきなのでは。
3、登山に限らず自然を相手に自然を楽しむのはいい趣味だと思う。しかし、一定のリスクがあることは当たり前。自力で生還できるための覚悟と準備は当然に必要。それでも救助が必要になることもあるだろう。であれば、その際の救助費用は当然に救助を要請した人の負担にすべきであり、そのために保険に加入することも当然だと思う。
4、最近、登山者と救助隊負担を考えさせられる報道が相次いでますね。山に入る人たちは、いざとなった際の他人への影響を考えてやってるんだろうか。よく知りませんが、救助される際の保険などあるのかな。趣味やレジャーであるならば、あくまで自己責任をベースにしてほしい。わざわざリスクを楽しむ人達を救うだけのゆとりは今の日本社会には無いと思いますから。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/287e67a2e358622d1ca99d9aab599c78beb03098,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]