事件概要:2023年4月、イランと米国がウラン濃縮活動停止を巡る協議を開始。米側は当初「恒久的停止」を求めたが、トランプ大統領は20年の停止案で合意可能と認め、条件付き譲歩を示した。イラン側は保証不足を理由に警戒感を示し、この期間での交渉は停滞状態にある。さらにイラン産原油購入を巡る中国企業への制裁緩和も議論されているが、具体的な進展はみられていない。双方の不信感と矛盾する発言が交渉の障害となっており、戦闘終結への道筋は不透明な状況。

コメント:米国とイランの核問題交渉は、多層の政治的誤算を浮き彫りにしています。まず米国側の「20年停止案」は、一見柔軟性のある提案に見えますが、恒久的解決を望んでいた世界的期待に対する失望を招き、その代償は国際社会全体に及びます。一方でイランの「信用できない」という表明は、単なる不信感の表明ではなく、過去の外交的裏切りや不一致を反映した根深い問題です。
両国の無責任な発言と態度が、緊張緩和の本質的な進展を阻害し続けることは許容できません。
解決策として、まず中立的な国際監査団を導入し、双方の行動を透明化することが求められます。次に、米国は「一方的な要求」から脱却し、信頼回復のために過去の外交交渉を再評価すべきです。また、イラン側も自国責任での濃縮ウラン管理案など、具体的かつ現実的な対策を提示する努力が欠かせません。
不信と矛盾に基づく交渉が続けば、この問題は国際的不安定を助長するだけです。未来の平和と安全という理想と、短期的な政治的駆け引き。その間にある大きな矛盾をこそ、私たちは克服しなければなりません。
ネットからのコメント
1、”イラン側「信用していない」”トランプは、国同士の条約や取り決めを、紙のように破ってしまう。これまで何度もやっている。信用できる理由がない。これでは、停戦交渉が長期化するのは当然だ。条約で縛れないのだから、現実で縛るしかない。トランプがイランとの戦争をやりたくない。そう判断する状況を作り出すしかない。
だからこそ、イランはホルムズ海峡の封鎖を続けている。中東諸国への攻撃と、民間船舶への攻撃も続ける。結局、これらもトランプの信用の無さが招いている側面がある。
2、まあ、米イスラエルから2回も先制攻撃されて、多数の指導層と国民に犠牲が出て、それで信用しろと言うのが困難な話で、それに加えてトランプ氏は発言がコロコロ二転三転する様な方ですから、信用しろと言う方が無理な話です。ただ、米国の逆封鎖によりイラン船も海峡通過が難しくなって経済的な損失が出るのはイランに取っても望ましくは無いですし、これ以上の犠牲や施設の損傷は避けたいですから、トランプ氏の出方を慎重に見極めるのがイラン側の姿勢だろうと思います。
3、まあ、核弾頭さえ作らせなければいいかと言うとそうとも言えず、例えば生物兵器を搭載したドローンの飽和攻撃システム等を作れば、それで立派に核抑止力を構成する可能性がありますがね抑止力が抑止力として機能する為には、自分達が生存する為なら他者への攻撃を自制できるだけの理性を双方が持っている必要がありますが、宗教上の正義を優先し兼ねない宗教国家にそのようなものが果たして期待できるか、甚だ疑問であると言わざるを得ません。
言わば核を持ってはならなかった筈の国に核兵器を与えてしまった最初の実例がイスラエルであると言えます。まさかのハルマゲドンシナリオが現実化した場合、アメリカの責任は重大であると言わざるを得ない
4、譲歩せざるを得ない。早く終わらせないと自国も大変だし、選挙は近いし、各国からの視線は厳しいし、四面楚歌状態だ。とはいえトランプは信用されていない。それはいままでの言動をみていれば明らかだし、言ったこともすぐに覆すし、まあ身から出た錆でもある。とにかく、早く終わらせてくれ。どれだけ世界に迷惑をかければ気が済むのか。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/27476a914891e827db2e8e11c2927663ae1129f1,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]