【事件概要】
2025年8月3日、大阪市内で第107回全国高校野球選手権大会(通称・夏の甲子園)の組み合わせ抽選が行われた。昨年優勝の京都国際(京都)は、今春センバツでベスト4入りし、最速158km/hの速球を誇る石垣元気投手を擁する健大高崎(群馬)と12日第8日第1試合で対戦することが決定。その他にも、春夏連覇を目指す横浜(神奈川)が敦賀気比(福井)と、智弁和歌山(和歌山)が花巻東(岩手)と初戦で激突するなど、強豪同士の初戦カードが相次いだ。
SNSでは「初戦でどっちかが消えるなんて」といった驚きと落胆の声が広がっている。
【コメント】
高校野球の最大の魅力は、努力と才能がぶつかり合う真剣勝負にある。しかし、その舞台で「初戦から強豪潰し合い」が常態化している現実は異常だ。京都国際と健大高崎、いずれも優勝候補。なのにどちらかが12日で姿を消すのは、ファンとしても納得がいかない。
問題の本質は、組み合わせが完全な抽選制で行われている点にある。公平性を掲げる一方で、興行性や競技レベル、選手育成への配慮が欠如している。結果として、最高の試合が初戦で終わり、視聴者も選手も損をする構造が放置されているのだ。
改善策は明確だ。①強豪校やシード制度の導入による適度な調整、②地区大会での成績を反映させたランク分け抽選、③主催者と高野連による公平かつ魅力的なトーナメント設計への改革。
今こそ、伝統の名のもとに思考停止している制度を見直すべき時だ。
「偶然」を盾に、努力の結晶が潰し合うなら、それはもう競技ではない。観たいのは、“最高が勝ち上がる夏”であって、“最高が最初に消える夏”ではない。
ネットからのコメント
1、これは横浜高校の前の監督の渡辺さんがラジオの解説でチームにも波があってずっといい状態をキープするのは無理で、優勝を狙うときは準決勝で一番動ける状態になるように練習量とかを調整していく、そうするとどうしても一回戦がチームの状態が一番悪くなってしまう、優勝を狙うとどうしてもそうなってしまう優勝候補と言われるチームが一回戦であっけなく負けてしまうことがあるけど、ああ動きが一番悪いときなんだろうなと思うから、よく分かるんですよね、だから意外に一回戦は後先考えずに全力でくるチームより、同じように一回戦は状態を落としている強豪校や伝統校のほうがやりやすかったですね、ワタシはと言っていました
2、健大高崎と横浜が横綱、タレント揃ってるし予選で修羅場経験してるから相当強いと思う。楽しみ。
3、「ベスト8以上で観たかった」初戦で観れた方が良いと思うんだけどねどっちも万全だし、疲れも無い状態の全力が観れる気がするので
4、ずっと初戦負けが続いている最後に登場する場所に入ったのは神村学園か過去の2年に比べたら今年は少し劣ると思うが、もしかしたらジンクス破ってくれるかもしれない
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/5170c801665577edf9ae871ec644dfae46fa411f,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]