2日午前、沖縄県石垣市の尖閣諸島沖の領海に、中国海警局の船2隻が侵入した。これらの船は、3日午後3時現在も魚釣島沖の領海内に留まっており、海上保安庁の巡視船が退去を求めて警告を発している。中国の船は領海を侵犯し続け、緊張が続いている状況だ。このような行動は、日中間の領土問題を再び浮き彫りにし、海上の安全保障に深刻な影響を与える可能性がある。

中国海警船の領海侵犯行為は、単なる一時的な衝突にとどまらない。これは、中国が領有権を主張し、実力で圧力をかけ続けている証拠であり、日本の領海に対する侵害行為だ。日本の海上保安庁は、法的な根拠を持って領海を守るために尽力しているが、現状ではその効果が十分に発揮されていない。外交的対応だけでは、領海問題の解決には限界がある。

解決策として、まずは日本政府が国際社会に向けて中国の行動を強く非難し、圧力をかける必要がある。次に、海上保安庁の巡視体制を強化し、領海侵犯に対する早期対応能力を高めるべきだ。また、法律を改正し、領海に侵入した外国船に対して迅速かつ厳格な措置を講じるべきである。日本がその領土を守るために毅然とした態度を示すことが、他国への明確なメッセージとなり、平和的解決へとつながるだろう。

ネットからのコメント

1、尖閣が我が国の固有の領土なのは言うまでも無いが、これだけ領海審判が頻繁に発生している状況であれば、国が責任を持って、灯台整備、ヘリポート整備や、船が接岸出来るように工事、環境調査をきちんと上陸して毎年実施するなど必要だろう。政府の弱腰外交がこの問題を複雑化しているように見える。

2、このまま日本は警告にとどまるだけで中国が一気に実効支配を試みたら防げるのだろうか？少なくとも海保のみでは対応できないでしょう。すぐ後方に海自が控えているのかもしれませんが日本政府は自衛の為の先制攻撃だとしても判断に時間がかかり政治同様に後手に回りそう。いかなる理由でも戦争は良くないが現在の弱腰外交は致命的。もう少し頑張ってください。

3、日本を最も危険に曝す外交とは、日本が弱腰と見なされることである。日本への侵略を試みる国に対し、必ず反撃するという認識を徹底させることが、日本の安全を確保する上で重要である。格言『平和を望むなら戦争に備えよ』侵略者が反撃を恐れるからこそ、強力に武装することが安全を確保する上で重要。

つまり交戦を避けるためには十分な抑止力となる軍備が必要である。一見矛盾するようだがこの法則は歴史が証明している。中国が「グレーゾーン戦略」を用いて尖閣への上陸を試みる、という脅威は依然として存在する。そのような事態になれば、軍事的な手段以外での奪還は困難であり、交戦に発展する可能性がある。そのような「隙」を徹底的に排除するのが急務である。日本の実効支配を確立するためには、日本側の継続的な上陸が最も有効である。平和と安定のため、政府は尖閣への防衛拠点設置を決断するべきだ。

4、領海内で無害通航を行わない軍艦（他国の政府所有の公船）が退去の要求に従わない場合、沿岸国は30条を実施するために必要最小限の武力を行使する権利はある。この武力行使が国際法上合法となるには、必要性と均衡性という自衛権の行使の要件を満たす必要がある。 まあ停留だね。政府から発砲の許可は出ない。警告しか出来ない。だから中国もフィリピン船に放水と、斧で攻撃しかしない。日本に出来る事は、尖閣諸島に上陸させないって事と、とっとと灯台なり、防衛陣地を作れって事。

米軍と一緒に尖閣諸島へ射撃訓練をしても良い。（米軍は元々過去にその予定）